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jm ｢お姉ちゃんは来たことあるの？｣
「うん。友達と来たことあるよ。日帰りだったからあんまり長くいれなかったけれど」
だいぶ涼しくはなってきたけれど、外はまだ暑い。
学園祭はわたしたちみたいな学部生以外も遊びにくるから人も多い分なおさら熱気がすごくてこんなに人が多いならきっと会わないし、すれ違ったとしてもわからないはず。
でもそうやって気を抜くとだいたい出会ってしまうもので、本やドラマで何度もみた展開をわたしも引き起こしてしまう。
こっち行こうってはしゃぎながらわたしの腕を引っ張るジェミン。されるがままについていくと、道を曲がったときに真正面からばったりと出くわしてしまった。
jh「A？」
そう名前を呼ぶジェヒョンくんの隣には何人かいっぱいひとがいてサークルとか研究室の知り合いなのかな？
女の子も何人かもちろんいた。
jh「来てたんだ」
「うん。 あっ、弟のジェミンです」
「こっちは友達のジェヒョンくん」
わたしの口から友達ってきいて、そして否定もしなさそうなジェヒョンくんをみて、後ろにいる女の子達もなんかほっとしたような、そんな空気を感じる。
恥ずかしくて目も合わせられないわたしは視線を下に落としてジェヒョンくんの持ってるカップアイスばっかり見つめていた。
それをわたしがお腹すいてると考えたのかわからないけど
jh 「これあの緑の屋根の屋台で売ってる。Aのすきそうな味もあったよ」
ありがとうって小さく返事をして
ずっと視線を落としているわたしを不思議そうに覗きこんでくるから、わたしはまた逸らして、それを追うようにジェヒョンくんが目を合わせようとして…の繰り返し。
ジェヒョンくんに早く行こうよって催促する声が後ろからして１回目は雑な返事をしていたんだけど2回目の呼び声でさすがにそろそろ行くねってわたしの横を通り過ぎるジェヒョンくんは途中で何か思い出したように立ち止まった。
jh 「あと高３のときに見れなかった花火も今日あっちの広場で18時半からあるから｣
ちょっとだけいつもより近づいてかけられた言葉にわたしの耳はぶわあっと熱を持つ。
前もこれくらいで距離で話してたはずなのに。
爽やかに去っていくジェヒョンくんはこの前の出来事なんてなんもなかったようにいつも通りで、気まずく思っているのはわたしだけ。
そんな様子をジェミンはただ不思議そうに眺めていた。
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みる(プロフ) - 優。さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；) そうなんです、主人公ちゃん頑張り屋さんなんです〜引き続きふたりの関係を見守っていただけたら嬉しいです！優。さんも 気温や環境が変わる季節ですのでどうかご自愛ください🌼 (3月30日 13時) (
レス) id: 9ed0e28f75 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - 1000番目のお気に入り登録をゲットしました…！！みるさんの書くジェヒョンかっこよすぎますし、主人公が頑張り屋さんで素敵です。これからの2人の関係と主人公のコンプレックスがどうなるのかすごく楽しみです。季節の変わり目ですので、お身体にお気をつけてください (3月30日 10時) (レス) id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2024年3月13日 22時
