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Jaehyun side
「ジェヒョンくん！」
jh「ん」
「ふふ、ジェヒョンくんだ」
何度も名前を呼ぶA。
タクシーに乗せようと思ったのにやだって首をぶんぶん横に振って歩いて帰るってきかなかった。
Aって酔ったらこんな風になるんだ。
ふらふらあちこち歩いては愛嬌を振りまいている。
「わたしが会いたくなかったジェヒョンくんだ」
「かっこよくてかんぺきだから会いたくなかったジェヒョンくん」
「ジェヒョンくんは？わたしに会いたくなかった？」
インタビュアーにでもなりきってるのだろうか。
手をぐーに握ってマイクのように見立て、俺に向けてくる。かわいい。
jh「会いたかったよ」
その返事を聞けば満足そうに笑った。
jh「危ないからこっち側歩いて」
ぶらんぶらんしているAを歩道側に連れていくと
「ふふ、優しいね。ジェヒョンくんは〜どうしていつもわたしのこと、気にかけてくれるの？」
「今日だってどうして呼んだらすぐ来てくれたの？」
jh「理由知りたい？」
うんうんうん、って何度も頷くA。
jh「明日になっても覚えてられるなら、教えてあげる」
「うん！忘れないよ」
jh「こんなに酔ってるのに？」
「ううん、酔ってないよ〜
だから早く教えてよ。どうして…あ、」
小石に躓いてそのまま俺の腕に倒れ込むAは周りから見れば抱き合ってるような状態になっているにも関わらず離れようとしないで、むしろぎゅっと掴む力を強めてきた。
逆にこれで酔ってなかったらやばいでしょ。
こんなにひとが変わるくらい飲んでるんだもん、どうせ明日になったらいまの出来事だって綺麗に全部忘れてるんだろうな。
それだったら。
jh「Aがすきだから」
jh 「すきだから何かしてあげたくなるし、呼ばれても呼ばれなくても会いたくなる」
どんな反応してくれるんだろうって好奇心が勝って
いままで口に出来なかった言葉がすんなりと出てきた。
両頬を包んでこっちを向かせてみれば、ガラス玉のようなAの瞳に俺がぱっちり映っているけれど、いまAがどう思っているかはわからない。
jh 「Aはどうなの。俺のことすき？」
「うん〜とね、わたしは〜」
「すき、なのかな？」
.
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みる(プロフ) - 優。さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；) そうなんです、主人公ちゃん頑張り屋さんなんです〜引き続きふたりの関係を見守っていただけたら嬉しいです！優。さんも 気温や環境が変わる季節ですのでどうかご自愛ください🌼 (3月30日 13時) (
レス) id: 9ed0e28f75 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - 1000番目のお気に入り登録をゲットしました…！！みるさんの書くジェヒョンかっこよすぎますし、主人公が頑張り屋さんで素敵です。これからの2人の関係と主人公のコンプレックスがどうなるのかすごく楽しみです。季節の変わり目ですので、お身体にお気をつけてください (3月30日 10時) (レス) id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2024年3月13日 22時
