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そのままエスカレーターで３階までのぼると、すぐのところに特設会場みたいなのを見つけた。
日替わりでイベントが変わるらしく今日はハンドメイドのフリーマーケットをしているみたいでわたしの好奇心はすぐそれに奪われる。
「わあ、こういうのだいすきなんだよね」
興奮して思ったよりも大きい声が出てしまい、慌てて口を抑えた。
いちばん目の前にあったのはヘアピンで、そのコーナーをじっくり見ているとこれを作ってくれた作家さんかな。
よかったら試してみてみますか？って鏡を持って聞いてくれた。
ジェヒョンくんが被せてくれた帽子を外してすこし乱れた髪の毛を耳にかけてくれたのとき、いままで隠れていた耳が鏡越しに現れて、こんなに赤かったっけ？
ふと現れた疑問に頭がいっぱいのわたしを置いて
彼はきらきら小さな宝石ようなそれらをわたしに付けてみれば 鏡のわたしと隣にいるわたしを交互に見比べて
jh ｢かわいい｣
そうやってやさしく微笑んだ。
jh ｢これください｣
わたしがぼおっと見惚れている間に 勝手にお財布出して会計を進めているから
「や、今日は自分のためにお金使おうって決めたのに…」
肩を叩いて小声でそう言っても無理やりお金を払おうとしても断られた。
jh「いいの。なにかあげたいなって考えてたところだから」
「でもそれも悪いし」
jh「じゃあ、あとでアイス買ってよ。それでおあいこ」
さっき小腹空いたから何か甘いものでも食べたいね、とは話してたんだけど、さすがにこの素敵なヘアピンとアイスじゃ釣り合わない気がする。
でもジェヒョンくんもこれ以上引き下がるつもりもなさそうで、それでわたしがしぶしぶ受け入れて とんとん ってことにしたんだけど…
なんか悔しい。いつもなんかジェヒョンくんの思い通りになっている。しかもそれはわたしが得するような方向で。
わたしだってやさしさを、貰ってばかりじゃなくていっぱいお返ししたいのに。
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みる(プロフ) - 優。さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；) そうなんです、主人公ちゃん頑張り屋さんなんです〜引き続きふたりの関係を見守っていただけたら嬉しいです！優。さんも 気温や環境が変わる季節ですのでどうかご自愛ください🌼 (3月30日 13時) (
レス) id: 9ed0e28f75 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - 1000番目のお気に入り登録をゲットしました…！！みるさんの書くジェヒョンかっこよすぎますし、主人公が頑張り屋さんで素敵です。これからの2人の関係と主人公のコンプレックスがどうなるのかすごく楽しみです。季節の変わり目ですので、お身体にお気をつけてください (3月30日 10時) (レス) id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2024年3月13日 22時
