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「ごめんね」
いちど断りを入れて電話に出るとすぐに明るい声が耳に入ってきた。
jm「もしもし、荷物届いた？」
「うん！今日受け取ったよ。ジェミンがくれたあれね、すごく欲しいなって思ってたやつなの。ありがとう」
jm「でしょ？ピンク色できらきら〜なのがお姉ちゃんに似合うと思って」
jm「Aちゃ〜ん」
「うん？」
jm「はやく会いたいなあ」
「ふふ、わたしも会いたいな。夏には帰るから。勉強も頑張ってね」
jm「はあい」
電話口のジェミンは間延びした話し方でちょっと眠そうだったけど、元気そうで安心した。
わたしが電話を切ったのを確認してジェヒョンくんが横から声を掛けてくる。
jh「彼氏？」
「ううん、弟。今年受験生なの。
だから帰省するときは、勉強の邪魔にならないようにしないと、へへっ。」
試験が終わっちゃえば夏休みになる。
もう高校3年生にもなるのにいまだにわたしが戻ってくるのを楽しみにしてるジェミンを想像したら、かわいいなって思わず頬が緩んだ。
jh「俺も夏休み１回実家帰ろうと思ってるんだけど、
あっちで1日、会える？」
「わたしと？」
jh「うん。一日だけ。時間合わせて」
jh「ほら、高校のとき言ってたじゃん。
3年前の夏にできたばかりの百貨店、受験が終わったら時間も気にせずただ全部のお店ぶらぶらしたい、って。
あれ 叶えようよ」
ちょうどいまくらいの時期だ。
毎日 勉強ばかりで、『合格したあとにしたいこと考えて想像してみたらまたやる気出るよ』って先生にいわれて、｢Aはなにしたい？｣って聞かれて思いつきで言ったやつ。
あのときは空いた時間が少しでもあれば勉強しなきゃ、みたいなプレッシャーに追われてたから、場所はそんなに重要じゃなくてただ時間も気にせずになにかをしたかったんだと思う。
「よく覚えてたね」
jh「うん。どう？やってみる？」
わたしのバケットリスト、どうしてジェヒョンくんのほうが乗り気なのか分からないけれど
いいよって頷いたのは、ちょっと浮つく季節のせい？
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みる(プロフ) - 優。さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；) そうなんです、主人公ちゃん頑張り屋さんなんです〜引き続きふたりの関係を見守っていただけたら嬉しいです！優。さんも 気温や環境が変わる季節ですのでどうかご自愛ください🌼 (3月30日 13時) (
レス) id: 9ed0e28f75 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - 1000番目のお気に入り登録をゲットしました…！！みるさんの書くジェヒョンかっこよすぎますし、主人公が頑張り屋さんで素敵です。これからの2人の関係と主人公のコンプレックスがどうなるのかすごく楽しみです。季節の変わり目ですので、お身体にお気をつけてください (3月30日 10時) (レス) id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2024年3月13日 22時
