Top Secret (ページ22)

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jm ｢うん、それがきっと答えだよ。
だからそれをAちゃんにそのまま伝えればいいのに｣

jn ｢でもAちゃんにはお見合い相手いるし。
もしいま気持ち伝えたら、迷惑でしょ？｣

しかも社長令嬢とただの平社員なんて立場が釣り合わないし。

Aちゃんはどこかの社長だとか、財閥の息子だとかそんな人たちと一緒になるべきなんだと思う。

jm ｢や〜ジェノや。迷惑かなんてAちゃん自身が決めることでしょ？それに、お見合い相手いるって言ってもまだ付き合ってもないんだよね？それならジェノの方がリードしてない？そうでしょ？ちがう？｣

やっぱり心のどこかで鼓舞してほしい気持ちがあって今日はジェミンを呼んだのかもしれない。

jn ｢…もう少し頑張ってみるよ｣

すこし気分が前向きになってそう言うと満足そうにジェミンは頷いた。

もう一杯お酒を追加しようと思って
店員さんを呼ぼうとすると

jm｢え、なんか騒がしくない？｣

と奥にあるテーブル席の様子を探るジェミン。

jn ｢あれ、Aちゃんだ｣

そこには誰かから一方的に責められているような、そんな彼女の姿があった。