Top Secret (ページ15)

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jn ｢あ、いや、 Aちゃん転校したでしょ？
おれらのクラスで転校した子ってAちゃんくらいだから…｣

｢ああ、そういうこと！｣

あぶない。実はジェミンくんみたいにわたしも知らないところでモテてたのかなってちょっと勘違いするところだった。

元々食べるの早くないし喋りすぎたせいかわたしのお皿にはまだご飯が残っているのにジェノくんは食べ終わっていて、待たせている状態になってしまった。

｢ごめんね｣

jn ｢いいよ、ゆっくりで｣

そうは言ってくれるものの、やっぱり待たせるのは申し訳ないので食べるペースを1段階ぐらい早めていると

jn ｢ここ、ついてる｣

ほっぺを指しながら教えられて、
ちかくにあった紙ナプキンで拭おうとするけど

jn ｢あ、ちがう。そこじゃなくて｣

かわりに拭いてもらうとき、すごくちかくで目が合って
彼もそれに気づいたのかなんとなくぎこちない雰囲気が流れる。

jn ｢あ、ごめんね｣

｢ううん、ありがとう｣

でも近くで目が合ったときね、オーバーじゃなくてほんとに心臓がおかしくなったんじゃないかってくらいどきどきしたの。

それから
すこし憂鬱だった朝も彼に会えると思えば楽しみに変わって

彼に2回目の恋をしたんだなって気づくまでそんなに時間はかからなかった。