be my baby (ページ35)

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3 : 凄腕のスナイパーページ35

Renjun side

jm「こんなはずじゃない！！」

大学で白王子とよばれるナジェミンが急に恐竜みたいな声を出して叫び出すからみんなの視線は集中。
でもいまのあいつにはそんなこと気にする余裕もなかった。

jm「ほんとはAちゃんとランチは一緒に向かい合っておしゃべりしながら食べて空きコマは一緒に課題をしたり大学周辺を寄り道したり楽しいキャンパスライフを送るはずだったのに教授はリアクションペーパーレポート小テストばかり言うし今日は一限から授業入っていて次はAちゃんも取ってる授業だから隣に座って受けれると思ってなんとか乗り切ったのに知らない女の子たちとすでに座ってるしなんか女の子たちこっち睨んでるしまだ今日１回も世界でいや宇宙でいちばん綺麗でかわいいAちゃんの笑顔見れてないなんてこんな大学生活送るはずじゃなかった」

rj「ごめん。ほんとに何言ってるかわからないんだけど…」

hc「安心してロンジュナ。俺もだから」

jn「要するにAちゃん不足なんでしょ？」

jm「そう」

早口で捲し立てる言葉をちゃんと理解できるジェノに敬意の念を抱くの同時に大学生になってから色々苦労しているらしいジェミンにも同情する。

大学生になって女子寮に入ったAはある意味ポンコツなのが愛嬌になって同じ寮の子たちに異様に気に入られた。

俺としてはAがかわいがれてるのは安心で嬉しいことなんだけど、何事も ' しすぎ ' は良くない。その子達の団結力は素晴らしいものでAに対して過保護すぎる。
それはジェミンの入る隙もないくらいに。