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そんな考えが浮かんだあの日から
「ロンちゃん！おじゃまします」
rj「また料理しにきたの？」
ひとり暮らしをはじめたロンちゃんの家でこっそり練習することにした。
rj「Aが料理した後、片付けるの大変なんだけど」
そうぶつぶつ文句は言われるけど、わたしの寮は部屋にキッチンないし、頼れるのはロンちゃんだけなの。
「醤油ってどこだっけ？」
rj「戸棚の右上」
でも文句言いながらもキッチン使うの許してくれるし、いつもわたしが来るってわかった日は晩ごはんを食べないで待っててくれるし、おいしくなくても最後まで食べてくれるからだいすき。
「あ！わたしが料理の練習していることはナナちゃんには秘密ね。いつかおいしい料理つくってびっくりさせるの」
rj「ふはっ。何年後だろうね」
そうロンちゃんはからかうけど、少しずつわたしが腕を上げていること、知ってるでしょ？
いつかおいしいご飯を作ってあげられますように！
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作者名：みる | 作成日時：2023年11月6日 17時
