ら。 ページ18
…は？
ら「今、なんて…」
こ「だから、俺はAのことが好きだって」
頭が追い付かない。
こんちゃんが、Aのことを、
好き…？
き「…マジか」
きょーさんも戸惑っている。
いや、だってあの時俺に電話かけろって…
"誰かに取られちゃうよ？"
あれは、アドバイスなんかじゃなかった。
…煽ってきたんだ。
ら「なんで、急にそんなこと、」
こ「…あの日…俺はどうしても外せない用事があったから先に帰ったんだ。でも用事を済ませた後、まだ残業してるかと思って会社に戻ったんだ。そしたらどうだろう。らっだぁとAが一緒にいた。」
あの日…
こんちゃん、見てたのか。
ら「…居たんだ」
こ「うん。居たよ。すごい悔しかった。なんで今日に限って用事があるんだろうって」
一呼吸置くと、こんちゃんは一気に吐き出した。
こ「ずっと、見てきたんだ。誰よりも近くで！たくさん、気付いてもらえるように努力した。たくさん助けたし出掛けたりもした。相談し合ったりして…いい方向に向かってる、はずなのに！！」
そして俯いて
こ「……あんなAの顔、俺の前では見たことないのに…」
その悲しげで小さな呟きは、俺の耳には届かなかった。
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さいはて(プロフ) - もとさん» コメントありがとうございます…！ (2017年12月12日 22時) (
レス) id: 67402258cd (このIDを非表示/違反報告)
さいはて(プロフ) - TATさん» フォローありがとうございます！ (2017年12月12日 22時) (レス) id: 67402258cd (このIDを非表示/違反報告)
もと(プロフ) - あくしてぇぇ！泣 ｳﾜｧｧｧｧ!!!なけるよぉぉ！！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: 49a9faf8dd (このIDを非表示/違反報告)
TAT(プロフ) - 主人公ちゃんかわええな。あっ。Twitterサイコパスでフォローしましたー！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: 31c47bf64e (このIDを非表示/違反報告)
さいはて(プロフ) - ひゃぼさん» ライン越えだぞ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！コメントありがとうございます (2017年12月10日 21時) (レス) id: 67402258cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいはて | 作成日時：2017年8月21日 4時
