図書隊の桜は稲嶺司令の孫！(ニューバージョン)

００８ ページ11

今日は、書庫から本を取り出す作業を(暇だから)堂上班とやることにした

いつ見てもおっきいなぁ

なんか郁が、書庫で行方不明者が出るってことに驚いてるｗｗ

ほんとにいるよ、この広さじゃ。

おっとそろそろ開館するぅ！

開館してからは忙しくて忙しくて、大変だわこりゃ…

郁は大丈夫かな…？

と思って、郁の方を見ると、

手塚君に怒鳴られていた

貴「手塚君！言い過ぎだよ」
小「そうだよ」
　「正しかったら何言ってもいいわけじゃない」
森「とにかく、このメンツでどう書庫を回すか、だ」


うーん？と私が考えていると、麻子が来た

柴「ちわーっす！伝票お届けに上がりましたぁー」
郁「柴崎！？」
柴「堂上教官お久しぶりですぅ」
　「全然会いに来てくれないんだもん、麻子寂しーっ！」
　「こっち大変そうですね、手伝いますよ」
堂「いい」
柴「堂上教官のためなら！！」
堂「本気でいらん！！」
貴「堂上君が、」
小「困ってるー、珍しー！！」
柴「笑うって小牧教官、美桜、ちょっと失礼ー」
堂「用が済んだらさっさと帰れ！！」
柴「はぁい」
　「じゃ、ついでにちょっとこいつ借りますねー」
郁「ちょっと柴崎！？」
柴「昼ごはんまだでしょ？、付き合いなさいよー」
貴「あ、待って。私も行く！」
小「ついでに俺たちの昼めしなんか買ってきて」

柴「さてと、さっさといくわよ」
貴「郁、テンション低いよ？」
　「手塚君に言われたこと気にしなくていいんだよ」
郁「柴崎〜美桜〜！ありがとう」
　「全部、あたしが悪いんだけどさ」

郁が泣き出したぁ

それだけ心に突き刺さったんだね。


郁「そんなわけで、あたしに図書館業務教えて」
柴「そう来ると思った」
貴「いいよ」
柴「いいわよ」
　「今晩からしごくからね」
　「美桜はあたしらの部屋来てね」


郁「さっきはありがとうございました」
　「ああ、えっと他館のリクエスト采配の事」
　「あの、すみませんでした。」

きちんと謝るんだ、郁は。

いい子だな

それから、郁は私と麻子の特訓で、見る見るうちに成長していきました☆

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