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Aの陣痛が来てから1時間15分が経とうとしていた。
最初は間隔が短かったとはいえ、もう10分をきっている。
術後の頭の傷が何よりも心配だ。
「そろそろ危ないよね」
「あぁ」
「思ったより産科の先生もオペ長引いてるみたいだしな..」
「麻酔で痛みは取り除けるだろ」
「間に合ってないらしい。なんでこんなときに..」
緋山も同じことを思っていたらしく、そろそろ帝王切開に切り替えないとまずい、と呟くと小松さんのPHSが産科のオペ終了を知らせた。
すぐに、Aを手術室へ移し、帝王切開に切り替える。
俺は、産科のオペ室の前で気持ちを落ち着かせながら待っていた。
陽斗やAの両親も落ち着かない様子だった。
陽斗に至っては、近くに分娩室が有るため、妊婦の息む声が聞こえてくるたびに肩を上下させていた。
陽斗のときは、Aもこんなんだったな、と思い出したり。
オペ室に入って数十分で、中から赤ん坊の産声が聞こえ、Aのご両親は2人抱き合って安心した顔を見せた。
本当によかった、何事もなくて。
そう思っていると、白石や藤川、冴島が小走りでこちらに来た。
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のん(プロフ) - 凄く面白かったです！ (2018年9月17日 17時) (
レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - すごく面白かったです!!これからも頑張ってください！ (2018年9月10日 15時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な。 | 作成日時：2018年8月11日 8時
