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#6 ページ6
え、私と会ったことある…？
なわけないよね？人違いされてる？
まぁ、会ったことあるならそのうち思い出すだろうと思い
ドアを開けようとしたら隣のドアから
ガチャッ！
海「A！」
「海ちゃん…」
見るからに不機嫌そう
海「今、帰り？」
「うん…」
海「仕事してたんだよね？」
仕事終わってから倒れて会社の人んちで寝てましたとは言えない…でも海ちゃんに心配かけたくないしなぁ…
「仕事終わってから色々あっただけ…」
海ちゃんが目を丸くして「色々…...」と呟いた後
ガッ
私の肩を掴んで強く揺らして言う
海「もしかして誘拐！？」
「いや、そんなんじゃn
海「誘拐？強盗？なんか犯罪の匂いがする！」
なんでそうなるの…
「仕事終わりに体調崩して休んでただけだよ」
海ちゃんはほっとした顔をし手を離して言う
海「なら許す！」
海人に許しを貰う必要は無いんだけどな…
「ありがとう」
海人は俺行くわと言って部屋を出たんだけど2、3歩歩いたとこで
海「これあげる！」
ぶんっ
飛んできたのは飴
海人昔から私が疲れてる時飴くれるんだよね
まだ変わってないんだ…可愛いな
たまに突拍子もないこと言うけどこういう優しい気遣いができること…
「好きだな…」
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作者名：のあ | 作成日時：2022年10月12日 22時
