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え…先取りって何を
ずいっ
え、めっちゃ顔近い…めっちゃ見つめられてる
どうしよう…
廉「なぁ、俺じゃ不f」
ガラッ
紫「あーお風呂気持ちかった〜って何してたの?」
慌てて廉くんから離れて言う
サッ
「なんでもないよ!」
紫耀くんが出てきてくれてよかった…ほっとしていたら廉くんが舌打ちして言う
廉「チッ…絶対わざとやん…」
廉くんは私と紫耀くんを置いて不機嫌そうに早足でリビングに行きバスタオルと着替えを持ってお風呂場に向かった。
スタスタ…
紫耀くんのそばを通った時紫耀くんと何か言葉を交わしていたけどそれは私には聞こえなかった。
紫耀くんは廉くんが洗面所に行ったのを見届けた後申し訳なさそうに言う。
紫「ごめんね、廉に変なこと言われたりした?」
「なんか先取りがどうとか」
紫耀くんは気まづそうに少し苦笑いしてから言う
紫「たぶんただのちょっかいだから」
「大丈夫。ちょっとびっくりしたけど気にしてないから」
紫「ありがとう。口悪いとこはあるけどいいやつだから」
なんだろう…いいこと言ってるのに紫耀くんの目は少し悲しそうな切なそうな顔…でも廉くん関係に関しては突っ込んで欲しくないって言ってたしここは深く聞かないでおこう。
「うん」
私はそう言って頷いた。
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のあ(プロフ) - コメントありがとうございます。入れて欲しいシーンなども受け付けておりますので気軽にコメント下さい😉 (2022年11月7日 21時) (レス) id: 56c8f8caf8 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ大好き♥ - 続き待ってます! (2022年10月18日 16時) (レス) @page4 id: 25da82024a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のあ | 作成日時:2022年10月15日 15時