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ルールを決め終わって一息ついていたら
紫「はくしょんっ!」
「大丈夫?」
紫「…大丈夫。俺のことは気にしなくていいから」
気まずそうにそう言う彼の目は何故か儚く見えた…なんで
廉「…バカ」
廉「…風呂貸せ」
テレビの音でかき消されて聞こえなくて聞きかえす
「何?どうかした?」
廉「風呂貸せ!」
お、怒ってる…
「ごめん、えっとバスタオル…」
ひょいっ
廉くんがバスタオルを紫耀くんに投げ言う
廉「行け」
すると紫耀くんは紫耀くんはすぐお風呂に行った
紫耀くんが部屋を出る時に紫耀きんの髪が濡れている気づいた…廉くんが紫耀くんをお風呂に行かせたかったのはこれが理由だったんだね
ソファーに寝そべってる廉くんに言う
「ごめん、紫耀くん髪濡れてたの気づけなくて...」
廉くんは何事もなかったようにソファーに寝そべって私から顔を背けて言う
廉「謝る相手間違えてるやろ」
「そ、そうだよね、でも廉くん怒らせちゃったし廉くんもごめんなさい」
くるっ
廉くんは体を起こし真剣な目で私を見て言う
廉「別にええけど…紫耀に恋したらあかんで」
「しないよ。同居人で家見つかったらバイバイって約束だしそんな重く考えないでいいよ」
廉「ならいいけど」
そう言って廉くんはまたソファーに寝そべった
このときの廉くんはこの先のことを少し見透かしていたのかもしれない
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のあ(プロフ) - コメントありがとうございます。入れて欲しいシーンなども受け付けておりますので気軽にコメント下さい😉 (2022年11月7日 21時) (レス) id: 56c8f8caf8 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ大好き♥ - 続き待ってます! (2022年10月18日 16時) (レス) @page4 id: 25da82024a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のあ | 作成日時:2022年10月15日 15時