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「・・・翔くん？」
智の翔を呼ぶ声に、翔はちらりと智を見る。
「誰よりも長い時間を一緒に過ごしてきて・・・曲がりなりにもアナタのことわかってるつもりでいて。・:・・・・・だからかなぁ・・・ここ数日はスッゲー寂しかった」
「翔くん・・・」
「最初、すっごいヘコんでたもんね、翔ちゃん」
それこそ翔ちゃんが気の毒になるくらいだったよ〜、と雅紀が笑う。
「相葉くんっ、うるさいぞ！」
真っ赤になった翔が、雅紀の口を塞ぐ。
「立ち直りも早かったですけどね」
「そうそう。開き直って、リーダーにつきまとってたから」
「つきまとうって・・・人聞き悪いだろ！」
次々暴露されて、翔が珍しくワタワタしている。
「・・・だけど。翔さんだけじゃなくて、俺たちも寂しかったよ？
・・・・今さら、距離を置かれた感じはさぁ・
・・・やっぱりショックだったから」
「松潤・・・」
「違うって分かってからも・・・分かってるから余計に寂しいとこはあったしね」
「ニノ・・・」
「あっちの大ちゃんも寂しそうで、俺たちに遠慮したりするから。それが悲しいなぁって。
だからね、自分の居場所に戻ってちゃんと笑えてたらいいなぁって思うんだ」
「相葉ちゃん・・・」
「もう保護者気分ですよ」
ニノが、困ったような嬉しいような・・そんな顔でフッと笑った。
「・・・・大丈夫だよ」
「リーダー？」
「大丈夫。俺の大好きなお前らと同じで、あっちの四人も優しくて良い奴らだったから。だから・・きっと笑顔でいるよ、うん」
「・・・智くんがそう言うなら、心配ないだろうね」
「うん、大丈夫」
ふふっと智が笑うと、つられるように四人も笑う。
・・・・奇妙で愛しい数日間は、こうして終わったのだった。
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まゆまゆ(プロフ) - satoshiikoさん» satoshiikoしゃーん♪こんにちは。わぁ、嬉しい感想がいっぱいで、ありがとうございます〜！アップするの不安なお話だったので、ホントに嬉しいっ。楽しんでもらえてよかったぁ。あ、次からはどうぞ「まゆちゃん」呼びで♪ (2015年12月16日 14時) (
レス) id: 4d46d16ed8 (このIDを非表示/違反報告)
satoshiiko(プロフ) - まゆまゆちゃん、おはようございます。面白かった〜！ 楽しかった〜！ そして感動した！ちょっとウルウルしちゃいました。 素敵なお話、ありがとう！ (2015年12月16日 8時) (レス) id: 48c930074b (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - なゆるさん» なゆちゃーん、ありがとうっ。そうなの、感覚や感性でこの五人じゃなきゃダメってのを書きたかったんだけど、それを文字にするのが難しかった〜。あっちの世界の五人も、こっちとは違う新しい形を見つけるんだろうなぁって。コメありがとうね！ (2015年12月15日 15時) (レス) id: 4d46d16ed8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - chikuさん» chikuさん♪はじめまして。楽しんでもらえてよかったです。もう一人の大野さんの世界、うっすらと妄想してたんですが纏まらなくて（苦笑）でもそう言って貰えるのはとても嬉しいです。もし形になったら書きたいなぁと思ってますので、その時は宜しくお願いします♪ (2015年12月15日 15時) (レス) id: 4d46d16ed8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あやかさん» あやかさん♪楽しんでもらえて、私も嬉しいですっ。コメありがとうございました！ (2015年12月15日 15時) (レス) id: 4d46d16ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆまゆ
| 作成日時：2015年12月11日 12時
