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黒色の薔薇 ３ ページ22
そんなことを考えていてもどうしようもない。
お母さんが帰ってくるまで本を読むことにした。
しばらくしてお母さんが帰ってきた。
私はお母さんにゴールデンウィークのことを聞いてみた。
「そう。だったら行っておいで」
「え？」
「Aはいつも頑張ってくれてるからね」
「お母さん…」
まさかあっさり許可が出るとは思わなかった。
早速黒宮さんに報告した。
『そう。よかった』
「うん」
『じゃあ、詳しいことはまた連絡するから』
「わかった」
『じゃあね』
また黒宮さんが電話を切った。
「ふふっ」
なんとなく嬉しくて笑ってしまった。
＿＿＿＿
あれ？何でAちゃん、感情が変化したんだっけ？
まあいいか
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作者名：フラスコさん | 作成日時：2014年9月6日 9時
