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赤色の願望 １ ページ13
それは青木さんのしたいと思っていることを聞いた後だった。
その日の帰り道に私は青木さんと赤羽君が仲良く手を繋いで最寄り駅まで歩いていたのを見た。
だから何だというわけではない。あるとしても青木さんの席まで来て私とも会話するようになったこと。
赤羽君はすごく目付きが悪い。昔はまだマシだったらしいけど、近くで見ると怖い。
当の本人はとても面倒見のいい優しい人物である。
そんな彼と青木さんは２年後には結婚する。
「なんか、すごいなぁ」
ある日の教室で私は思わず呟いていた。
「すごいって何がすごいの？」
どうやら隣の青木さんに聞こえていたようだった。
「あぁ、いや、何でもないよ」
「そう？」
「う、うん。そう。」
ため息が出てしまう。
私には二人の婚約がとても飛躍した話に聞こえた。
＿＿＿＿＿
A「はーい。という訳で『赤色の願望 １』でしたー」
作「おそらく『あれ？赤羽出てなくね？』と思ってる人が多いと思います」
A「ちゃんと次には出します。ですよね？」
作「もちろん。あたりまえーあたりまえーあたりまえ体操♪」
A「歌うならカラオケ行ってください」
赤色の願望 ２→←（名前）「自分で自分の作品を宣伝って虚しい」 紫「たぶん楽しいよ？」 青「何故疑問形？」
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作者名：フラスコさん | 作成日時：2014年9月6日 9時
