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俺は昔から変に器用で
花とか摘んで、花の冠とか作ってて。
今考えたら、女子感がすげぇんだけど(笑)
でも、そうやってたら
A「かずくーーん!わ、なにしてんの!?」
「あぁー、冠つくってんの。」
A「えぇー、すっごーい!私にも作って!!」
「いいよ、これ、あげる。」
A「ホント!?アリガトー！」
…Aが寄ってくるから。
嬉しそうに笑うAの顔が
好きで、クオリティ上げることばっかに集中してた頃もあって。
覚えろって言うのに、
全然覚える気がない彼女にいつだって俺は作ってあげて、
代わりに、笑顔をもらってた。
．
中高のときは、
俺も反抗期とか思春期で、
一応尖ってたことがあって。
まぁそんときは、めんどくさいから
彼氏持ちの女とちょっと遊んだりして
そいつらの彼氏はもちろん、
遊んでやった女からも恨まれてた。
俺の本命はその時もAだったから、当たり前か。
まぁ、そんなときも、
Aだけは、俺のとこに寄ってきてさ、
A「和!!帰るよ！…あ!駅前のクレープ奢ってよ！」
「…うるせー…なんで俺が奢るんだよ。」
A「え？男の子じゃん？」
「はぁ？」
A「もぉー、早くいくよ!!」
うぜーとか思ってたときもあったけど、
結果、その優しさにまた、やられてさ？
．
今になって、そんな記憶が
胸を締め付けてくるんだ。
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嵐崎yui(プロフ) - なり。さん» コメありがとうございます!!泣 ありますよね、過ごした時間が生んだ無意識の線引きって...。そういう微妙で切ない所も書けたらなと、、!!きっとこのシリーズの最終章になると思うので、最後までぜひ読んでやって下さい!!(*^^*) (2017年12月22日 21時) (
レス) id: 7c8a5eccab (このIDを非表示/違反報告)
なり。(プロフ) - はじめてコメントします！幼馴染の黄色さん、切ないですね。;_; 長い付き合い故に素直になれなかった気持ち。でもお互いに深い愛情と絶対的な信頼関係がそこにはあって。次の新郎サイドでより絡み合う人間関係の背景と様々な愛の形、とても楽しみです。 (2017年12月22日 14時) (レス) id: 61cc30c67c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐崎yui | 作成日時：2016年3月22日 11時
