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第145話🦇絶望へ叩き落とす系女子(笑) ページ2

*ミラ side*

「んじゃ、早速師団(バトラ)見学に〜……って、あれ? アリス何持ってるん?」

イルマたちと一緒に師団(バトラ)見学に行こうとした矢先、アリスが手に持っている紙?が気になった。

「あぁ、お前が上級生と駄弁(だべ)っている間に生徒会長がいらっしゃってな。イルマ様を生徒会に勧誘していたんだ」

「へー、アメリがねぇ……?」

これは相当気に入ってますなぁ、イルマのこと……かわいらしいとこあるやないの。

「お前にも声をかけるつもりだったらしいが、取り込み中だったのでチラシだけ渡しておいてくれと」

そう言ってアリスは、持っていたチラシの内1枚を差し出してくる。

「ふーん……お誘いは嬉しいけど、アタシは生徒会には向いてへんかなぁ」

「だろうな……お前のような無法者が生徒会など、天地がひっくり返ってもありえん」

「ひっどい言われようやなぁw ま、いいや。それより、師団(バトラ)見学行きましょか」

アタシの声かけに、イルマとクララは快く頷き、アリスは苦々しい顔をしつつもアタシの同行を認めた。



ー*ー*ー*ー



教室塔のほうへ向かうと、様々な師団(バトラ)が宣伝のチラシを配りまくっていた。

1年ながらに“4(ダレス)”であるからか、アタシとアリスにはひっきりなしにチラシが配られる。

アリスは容赦無く全て燃やしているが、アタシはとりあえず(・・・・・)全て受け取っていた。

「冷めてますなぁアリスくんは。せっかくくれるんやし、チラシくらいもらっといたらええのに」

「私はイルマ様の入られる師団(バトラ)に入ると決めているのだ。有象無象の師団(バトラ)など眼中に無い。……というかお前こそ、もらってすぐ破り捨てているではないか!!」

「いやいや、アタシはちゃんと見てから処分してるから。あんさんよりよっぽど良心的やで?」

「受け取ってもらえたと期待を募らせてすぐ絶望に叩き落とされるほうが、ダメージは大きいと思うが……?」

「あはっ、わかっとらんなぁアリスは。それがおもろいからわざとこうしてるんやん?w」

「悪趣味め……」

そんな無駄話をしている間にイルマがチラシを山のように持っており、それに気付いたアリスは慌てて彼に駆け寄るのだった。

第146話🦇師団の希望先→←●オリ主 設定●



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空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます!! そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…!!! そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです!!!!この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…!!!! (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…!!! 喜んでいただけて何よりです!! (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
- オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ! (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…!!!(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年7月18日 13時

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