第149話🦇鏡少女の価値基準 ページ6
*入間 side*
ミラさんが手に持っていた魔具を投げると、それは見事生徒の1人に命中した。
「ミ、ミラさんっ!?;;」
「あれまぁ、ナイスショット」
メガネの先輩が
「何しやがんだクソ
「
彼女が見せつけた“
「ハァ!? コイツ、１年のくせにもう“
「その黒い制服に、黒い羽織り…まさか、シュピーゲルの……!?」
「あはっ、アタシもすっかり有名悪魔やなぁ！……んで？
ニッコリと笑いながら無数の鏡を出現させたミラさんに、生徒たちは「「すみませんでしたァァ！！！」」と怯えた様子で逃げ去っていった。
「ハッ、クソ雑魚のくせにイキってんとちゃうぞ」
逃げ去る生徒たちに向けてビシッと中指を立ててから、ミラさんは自分が投げた魔具を拾い上げてメガネの先輩のほうを向く。
「すみませんねぇ、先輩。アナタの魔具、思いっきりぶん投げてしまいましたわ。壊れてたら弁償しますんで」
「あぁ、ええよええよ。それより……ありがとうなぁ、僕なんかのために怒ってくれて」
ミラさんから魔具を受け取り、その先輩は言葉を続ける。
「にしても、珍しいなぁ。１年の時点で
「……別にアタシ、
メガネの先輩を見据え、ミラさんはふっとほくそ笑む。
「アタシの仲間は、みーんなアタシより低い
ニヤッと笑ってそう言い放ったミラさんに、メガネの先輩はクスッと笑みをこぼす。
「君……変わった子やねぇ」
「んふっ、褒め言葉として受け取っときますわ」
自分がはめている悪食の指輪を見つめ、僕はグッとその手を握り締めた。
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空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます！！ そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…！！！ そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです！！！！この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…！！！！ (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…！！！ 喜んでいただけて何よりです！！ (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ！ (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…！！！(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年7月18日 13時
