第185話🦇面白い案 ページ42
*ミラ side*
「花火はどうですか!?」
イルマからの提案を聞いて困惑するみんなをよそに、アタシはふと思い出した。
はなび……って、アレか。例の禁書……“はつこいめもりぃ”に出てきた、あの綺麗なやつ。
魔界には存在せん物やから、みんなが困惑するのも無理ないわ……。
イルマもそのことを察したのか、慌てて説明した。
「えっと、火薬の詰まった玉を空に打ち上げて…爆発？させる……」
「空で火薬を爆発……」
「飛行者を…撃ち落とす……？」
「殺戮兵器！」
「んっふwww」
「違う違う違う！！;;;」
アリス、キリヲ先輩、クララの言葉があまりにも斜め上すぎて、アタシは思わず吹き出してしまった。いやまぁ、知らんかったらしょうがないけどもww
「観賞用ですよ！ 光の花を夜空に打ち上げるんです」
「ほぉ、観賞用！」
イルマの補足を聞き、キリヲ先輩は納得したようにポンと手を打つ。
「確か、
「うん。メインは昼で、夜はほとんど宴会やけど」
キリヲ先輩の返答を受け、イルマはパッと笑みを浮かべる。
「ならなおさら！ 綺麗だしきっと目立ちます！ 魔具研究
……ええなぁ、イルマ。おもろいこと思いつくやん。
「それに……スペースも、空なら関係無いですし」
イルマが指差し見上げた空を、アタシたちも同じように見上げてみる。
そこには、何にも縛られない雄大な青空が広がっていた。
「ええかもなぁ！ 夜空に花！」
「うんうんッ、派手やし珍しいし最高やん！」
「さすがイルマ様！ 素晴らしい発想力です！」
当然のようにイルマを褒め称えていたアリスだったが、少し難しい顔をして呟いた。
「しかし、制作までの期間が心配ですね……」
「あと、夜のほうが実験しやすいと思うんだけど……」
イルマの言葉に反応するように、キリヲ先輩が「あッ」と声を上げる。
「じゃあ、
そのなんとも楽しげな響きに、アタシはつい
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空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます！！ そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…！！！ そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです！！！！この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…！！！！ (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…！！！ 喜んでいただけて何よりです！！ (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ！ (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…！！！(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年7月18日 13時
