第98話🦇練習開始 ページ3
*ミラ side*
in地下運動場―――――
「1投目いくぞ大先生ー!」
いつの間にか運動着に着替えていたシャオロンが、早速ウツに向かってボールを構える。
「最初は優しくな! 可憐なお花のように繊細やねんから僕」
「可w憐wなwおw花www」
ゲラゲラと笑うアタシはというと、コートの外で当然のようにス魔ホを構えてスタンバっている。
だって……こんなん絶対おもろいもん見れるやん??(確信)
「あ、それと、本番の時はボール全部僕に回すんやぞ! そうすりゃ僕が得点王((ぐええええ!!!」
容赦無い豪速球がウツの顔面に直撃し、思いっきり吹っ飛ばされる。
「だ〜れがお前に花持たしてやるかボケ。処刑玉砲でも俺が一番目立ったるわ!!」
「あっはっはっはっ!!wwww そwそれでこそシャオロンや!!www」
いやー、今の顔面強打ウツは良かったわ〜w にしてもシャオロンの奴、えらい速い球投げれるんやな。
「ギュオッて音したぞギュオッて!!」
「風使いのシャオや……!!」
「そ…そやった、アイツ…昔から少年魔球チーム入っとって肩バリ強いねん……」
ほーん、なるほど。それであんな豪速球投げれるんか……。
「これは…今回の処刑玉砲、結構楽しめそうやなぁ……♪」
アタシが独り言を漏らす中、すでにシャオロンは2投目を放っていて。
またもやウツに直撃するかと思いきや、その球はゾムが尻尾でキャッチした。おー、器用やなぁ。
「
「ほらよ受け取れェ!!」と、ゾムは意気揚々とウツにボールを投げる。
「お前…本当は優しい子やねんな……!」
ウツがそのボールをキャッチした次の瞬間、ボールが突然爆発した。
「普通のボールじゃおもんないからすり替えといたわ」
「あーっはっはっはっはっはっ!!wwwwww ゾムさんマジサイコーwwww」
「絶対やると思ったわ……。ルール違反やぞそれ……」
そんなこんなで、ウツは真っ黒焦げ焦げになるのでした。クッソおもろw
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空文 晴霧(プロフ) - かりんとうさん» ありがとうございます!! 悪周期、いずれ書きたいとは思ってるんですよね…!! 展開的にかなーーーり先の話になるかもしれませんが、いつか実現させたいと思います( *´꒳`* ) (2022年6月27日 20時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - とてもおもしろかったです!少し図々しいですが私はミラちゃんの悪周期が見てみたいです!ホントに図々しいですがよろしくお願いします!!更新頑張って下さい!楽しみに待っています!! (2022年6月27日 20時) (レス) id: 58b8eec53b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年5月31日 13時