第812話🦇Not尋問 ページ2
*ミラ side*
アタシが魔歴準備室へ辿り着いた時には、シチロウ先生にカルエゴ先生、そしてココくんがすでに揃っていた。
「うーわ、カルエゴ先生顔怖ッ。そんな顔面目の前にしたら、話せるもんも話せませんって。なぁココくん？」
「えッ。いや、それは……」
明らかにカルエゴ先生に怯えていたココくんの隣へ腰を下ろし、アタシも先生2人と向き合う形に。
「余計なことはしゃべらなくていい。邪魔をするなら叩き出すからな」
「カルエゴ先生ってアレですね、尋問官とか向いてそうやわ」
「……………」
無言でケルベロスを出そうとするカルエゴ先生を、シチロウ先生が「コラ！」とたしなめて制止する。
「なんで怒るねん、褒めてんのに……」
「ミラさん…お願いだから、本当にもう余計なことは言わないでくれ……;;」
カルエゴ先生の圧にすっかり怯えきったココくんがさすがにかわいそうだったので、おふざけはこの辺で自重しておいた。
「それじゃあ早速、本題に入るけど……まずはオロバスくん。僕の質問に、
「！ は、はい」
ココくんを真っ直ぐ見据えるシチロウ先生を見て、アタシは心の中で「あ」と悟った。
―――前言撤回。ホンマに尋問官に向いてんのは……この
なぜなら、彼の前では誰も嘘をつけないから。もし、少しでも嘘を混じらせようものなら……彼の【
しかし、あくまでもシチロウ先生は優しく質問を投げかけた。それは、彼にとってココくんは厳しく尋問すべき相手ではないからだろう。
もし彼が、本気の敵意を持って相手を尋問したとしたら……どんなに恐ろしいやろなぁ。
そんなことを考えながら口角がつり上がりそうになってしまうアタシは、やっぱりどこかイカレてるなと
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空文 晴霧(プロフ) - 葵斗(別アカ)さん» ありがとうございます(*´˘`*) (3月25日 11時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
葵斗(別アカ) - 頑張れp(^-^)q (3月25日 11時) (レス) @page25 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 葵斗さん» コメントありがとうございます！ 頑張って書き続けていきますので、応援お願いします(*´▽｀*) (3月15日 18時) (レス) id: d259bd7f79 (このIDを非表示/違反報告)
葵斗 - 遂に18まできたのか…応援しています、執筆頑張って下さい!!! (3月15日 18時) (レス) id: 6f83c28ab3 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます！ マイペースな更新にはなってしまうかと思いますが、気長に見守ってやってください☺️ (1月5日 13時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年10月22日 18時
