第751話🦇少女の信じるモノ ページ35
*ココ side*
「あ〜……アタシ、何か変なこと言うた？」
ボーッとして無反応だった私に、彼女は恐る恐る
「あッ…いや、そういうわけではないが…そんなふうに面と向かって称賛してもらえたのは、初めてだったから……」
「えッ、2位取れる実力あってさらに収穫祭に向けてこんなにも頑張れる努力家さんやのに誰も褒めへんの!? はぇ〜ッ、アンタの周りのヤツらって見る目あらへんのやなぁ！」
あっけらかんと恥ずかしげ無く言葉を並べ立てていく彼女に、私のほうが照れくさくなってしまう。
「そ、そんなことは……」
「あはっ、顔真っ赤♪ ホンマに褒められ慣れてないんやねぇ」
クスクスとおかしそうに笑うその表情に、羞恥心からかさらに顔に熱が集まる。
「ど……どうして君は、そんなふうに私に接してくれるんだ？」
何かを誤魔化すように、私は食い気味にそう問いかけた。
「例の噂を知らなかったならまだわかるが…こうして私のことを知っても、なぜ君は……」
そんな…純粋で、眩しい笑顔を向けてくれるんだ……？
「……アタシが知ったのはあくまで“噂”の内容だけであって、
「え……」
言っている意味を瞬時に理解できない私を置いて、彼女は気楽な口調で語り続ける。
「お
そこまでは楽しげな笑みを浮かべていた彼女だったが、不意に初めてその顔に影が差した。
「まぁ……アタシ自身が色眼鏡にさらされ続けて生きてきたからこそ、こんな考え方になったんかもしれんけどな」
「色、眼鏡……？」
思わず呟いた私をジッと見据え、彼女は自嘲気味にうすら笑いをこぼした。
「そっちは知ってるんやろ？ アタシの
「ッ……！！」
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空文 晴霧(プロフ) - ぎおののーとぱそこんさん» コメントありがとうございます！ アズくんとの絡みは私もめちゃくちゃ楽しんで書いてます(笑) ファンクラブ立ち上げましょう！！＼( `꒳´ )／ これからも応援よろしくお願いします！ (2023年4月7日 9時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
ぎおののーとぱそこん - 二回目のコメント、別機種から失礼します〜ミラちゃんと魔主役もやが、魔入間たち（とくにアズ君）の絡みが…神…。ミラちゃんと我々怪盗団…最高っす…悪魔ミラちゃん、性格が素晴らしい…ミラちゃんファンクラブ立ち上げたいっすわ…。陰ながら更新応援してます！！ (2023年4月7日 3時) (レス) @page3 id: 1e15dc8a80 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！！ ギャップの女・ミラちゃんですからね( *¯ ꒳¯*) 収穫祭編も気合いを入れて書きましたので、皆様にお披露目できる日が私も楽しみです(*´∀｀*) (2023年3月27日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 収穫祭で悪周期ミラさんが見れるのでは？と期待をしております！ミラさんの無邪気さと悪魔らしさのギャップでいつも心揺れてます〜！更新頑張って下さい！ (2023年3月27日 15時) (レス) @page10 id: 925a09eca2 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» ありがとうございます！！ どんどん匂わせていきますので、ご期待ください( *¯ ꒳¯*) (2023年3月26日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年3月17日 19時
