第693話🦇運命の日 ページ25
*ミラ side*
「あ〜もう、やっぱりこうなるのね……」
3人が乱闘する中飛んできたゲーム機をキャッチしながら、ロボロは深々と溜め息をつく。
「……いや、
「コイツらに協力プレイなんて土台無理な話やったんや。ここはせめて、俺が軌道修正を……」
「無視かコラ童貞」←
ツッコみつつゲーム画面を覗き込んでみると、主人公が怪我をした怪鳥を助けていた。
「ミイちゃんもちょっとは見直してくれたみたいやけど……今更どうこうできるもんなん?」
「まぁ見とけって」
謎にドヤ顔をかますロボロだったが、結局3人の乱闘に巻き込まれてしまっていた。ワロスwww
そして(ゲーム内の)月日が流れ、来たる卒業式の日―――――
「ついに運命の瞬間がやって来た……このまま校庭で待ってれば、想いの通じた女の子が1人告白しに来てくれるはず!」
「すでに嫌な予感しかしない……」
「つかなんでお前らゲームやってるだけでそんなボロボロになるねんw」
マジアホやなコイツらwwwと笑っている間に、ゲームの中で動きがあった。
「……あッ! 来たぞ!!」
みんなと揃ってリードくんの持っているゲーム機を覗き込むと、そこには4人の女の子+おっさん1人が来ていて。
なんでしっかりおっさんルート作ってんねんこのゲームwwwおもろすぎてヤバイわww
「ぜッ……全員集合!?」
「これって…もしかして……夢のハーレムエンd((」
「どぎメモにそんなエンドはありません!!」
ウツの言葉を無慈悲に遮り、ロボロは頭を抱えて続ける。
「ッたく……ちゃんとその目に焼き付けろよ。お前らが真面目にプレイしなかった結果をな――……!」
そのロボロの言葉通り……ゲーム内の主人公はキャラたちに
「「「ク……クソがぁぁぁ〜〜〜〜ッ!!!」」」
「あっひゃっひゃっひゃっ!!wwwww」
心の底から悔しがる男三人衆を爆笑しながらス魔ホで撮っていると、ロボロはこうなることを全てわかっていたかのようにおもむろに口を開いた。
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空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございます!! これからも頑張ります(*´∀`*) (2023年2月13日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
バー子 - 面白いお話、いつもありがとうございます!!応援してます!! (2023年2月13日 21時) (レス) @page12 id: ca2116eb16 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» コメントありがとうございます!! サバト編、ぜひお楽しみください( *¯ ꒳¯*) 11巻のutくん活躍シーンも私なりに描かせてもらってるので、いずれお目見えするのが楽しみです(´∀`) (2023年2月4日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 続編(15)おめでとうございます!!ミラちゃんいいですねえ!好き(告白)サバト編だから、あのemさんが見れるのか!wktkてか、そろそろで11巻のut活躍回が来るがミラちゃんは見るのかな?見たら大興奮だろうなぁ、これからも無理せず頑張ってください!!応援してます! (2023年2月4日 14時) (レス) @page1 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年2月3日 21時