第656話🦇三大英雄の実力 ページ36
*ミラ side*
ロビン先生が事前に用意してくれていた魔獣たちを相手に自主特訓していると、ふと話し声が耳に入ってきて目を向ける。
そこにはロビン先生と、もう1人……確かロビン先生の親戚とかいう、あのツインテールの女悪魔が居た。
「来てはったんですねロビン先生！ と……ロビン先生の親戚で、入間の師匠さんですよね？ 初めまして！ ロビン先生の弟子の、シュピーゲル・T・ミラです♪」
「ほーん……シュピーゲルの家系だから、あんだけ鏡に慣れ親しんでたんだな」
納得したようにぼやき、その
「あッチはバルバトス・バチコ。
「バルバトス……………ってもしかして、
聞き覚えのあった名前に驚き、アタシは興奮してズイッと詰め寄る。
「すっご……！！！ あッ、ロビン先生の親戚ってことはやっぱ弓矢の腕えげつないですか!? ひと目でええから見せてくれませんかね!?!?」
「おおう…意外とグイグイくるな、お前……;;」
若干引き気味になりつつも、バチコさんは満更でもなさそうにこう言う。
「ま、良いモン見せてもらったしな……ちょっとくらいなら見せてやらァ」
「マジですか！！ ありがとうございますッ！！」
“良いモン”ってのはよくわからんけど……まぁ何でもええわ。
そんなことより、わざわざ講師として呼ばれるくらいなら実力も相当のはず……強い悪魔の力は目に焼き付けときたいからな！
「んじゃ、いくぜ。的は……そうだな。あそこでぶっ倒れてる魔獣の目ん玉にするか」
アタシが倒した魔獣の1体をピッと指差し宣言してから、バチコさんは魔力で弓を生み出す。
「―――ばちっこんっ！！！」
大量に生み出され放たれた矢は、狙った所に寸分の狂い無く射られた。
「すっっっご……！！！」
無数の矢が突き刺さった魔獣の目ん玉を覗き込み、アタシはキラキラと顔を輝かせて興奮する。
「めっっちゃすごいですわ！！ 尊敬しますッ！！ “バチ姉”って呼んでもええですか!?」
「おうおう、好きに呼べ。お前、なかなか魅力あって気に入ったしな」
「わーい！ バチ姉〜♪」
秒で距離を縮めたアタシとバチ姉を、ロビン先生は嬉しそうに見守っていた。
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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ？？( ＾ω＾ ) (7月17日 14時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - およ？ジョニーパイセン？？？ (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー！！ 察していただけて嬉しいです(*´▽｀*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします！ (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます！！本当、マジで大好きですｯ！！前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは？となっていました！(笑)無理せず更新頑張ってください！！ (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます！ 引き続き楽しんでってください(*´∀｀*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年1月1日 19時
