第600話🦇ご令嬢つよい ページ28
*ピクト side*
「ソイツとどういう関係か知らねぇが……ご令嬢ともなれば、それなりに金あんだろ? 痛い目遭いたくなかったら、大人しく有り金全部よこしな」
俺だけでは飽き足らずミラさんにまでたかろうとするソイツらに、さすがに黙っていられず意を決して口を開く。
「あ、あの……彼女は関係無___」
「「アァ゛?」」
「ヒィッ!?;;;」
無理無理無理無理怖すぎる!!!! 俺みたいな陰キャコミュ障オタク野郎が勝てる相手じゃないんだよ!!!;;;
ていうか、ミラさんもミラさんだよ……。なんで、敵であるはずの俺をわざわざ助けるような真似を……。
「ふーん…まだアタシの実力知らずに喧嘩売ってくるアホがおったとはなぁ……?」
「なッ……誰がアホだと!?!?」
ミラさんの一言で一気にキレたソイツらは、一斉に彼女に襲いかかった。
「あッ…危なッ……!!」
止めようとした俺だったが……俺なんかが手を出す暇も無く、決着はついてしまった。
―――一瞬のうちに、その男子生徒たちの周囲を無数の鏡が取り囲んでいたのだ。
「あれ? 殴らへんの? アタシ、逃げも隠れもせえへんのになぁ〜?w」
少しでも動けば八つ裂きになることを肌で感じたのか、ソイツらはミラさんの煽りにも反応せず体を硬直させている。
「ハッ、自分より弱そうな奴狙うなんざクソ雑魚な上に全くおもんないな。忠告しといたるけど……次アタシの
ニッコリとどこか含みのある笑みを浮かべたミラさんは、鏡に取り囲まれたソイツらを放置したまま、俺の手を引いてその場を離れた。
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空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» そうなんですよ、まだ彼の“本当に選んだ道”を知らないんですよね彼女は…! ぜひ楽しみにしててください(*´∀`*) (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» 最高の褒め言葉ですありがとうございます…!! うちの子を好きになってもらえて何よりです(*´ー`*) マイペースな更新にはなりますが、応援よろしくお願いします! (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - グッ、、やべえ、この後が楽しみすぎるッ!!きっとだけど、ミラさんはciの本当を知らないと思うけど、あれを知ったらどうなるんだろうか、、、めっちゃ、ゾクゾクしてきた!!!ほんと大好きです!更新無理せず頑張ってください!! (2022年12月28日 21時) (レス) @page47 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
白黒ぐも。(プロフ) - 気持ち悪いくらい読みやすくて素敵な小説……!!そしてミラちゃんが魅力的……!!応援させていただきますッッ(吐血) (2022年12月22日 15時) (レス) @page35 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 瀬羅さん» 今後もうちの子は、どんどんいろんなキャラを堕としていくことでしょう…楽しみにしてください( *¯ ꒳¯*) (2022年12月20日 0時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年12月3日 19時