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第598話🦇侮れない使い魔 ページ26

*ミラ side*

なんとも滑稽(こっけい)な姿をさらした4人を大爆笑でス魔ホに収めるアタシをよそに、トントンが鋭いビンタをかまして4人を正気に戻してあげた。

そして、何があったのか事情を聞いてみると―――。


「いや、だから! ホンマにロボロフスキーがしゃべってん!!」

秘魔悪(ひまわる)の種食ったら体がちっちゃくなったんやって!!」

この通り、ロボロの使い魔であるデビルハムスターがしゃべっただの秘魔悪(ひまわる)の種を食ったらデビルハムスターになっただの……にわかには信じ(がた)いことを、4人は口々に主張するのだ。

「信じてってば2人とも〜〜〜!!」

「いやぁ…確かに、おもろい話やとは思うけども……」

「何度も言うけど、使い魔は悪魔語しゃべらへんし、秘魔悪(ひまわる)の種にそんな効果は無い! 俺もたまに食うけど」

「食うんかいw」

トントンにツッコみつつも、正直アタシも彼と同意見だった。

悪魔語しゃべれる使い魔とか、元々悪魔であるカルエゴ先生くらいしかおらんやろ。魔獣が悪魔語しゃべれるなんて、エミ兄やんも言うてへんかったし。

「幻覚魔術にでも当てられたんちゃうか? 完全に正気失っとったし……」

トントンのその言葉に、アタシはふと気付く。

そうや……エミ兄やん情報で思い出した。確かデビルハムスターは、幻覚魔術を得意とする……。

「……あ〜〜〜〜、そういうことかぁ」

散々ロボロに痛めつけられた3人がロボロフスキーをロボロから保護(?)する中、アタシは思わず独り言をこぼした。

「? どないしたんや、ミラさん」

「んっふふ……なんでもなーい♪」

これは黙っといたほうがおもろそうやし、内緒にしとこーっと。

「まぁ、あれやな……ロボロくんは、もうちょい自分の使い魔への理解を深めよか」

「ハァ? 何やねんお前まで……」

怪訝(けげん)そうな声を漏らすロボロにそれ以上は何も言わず、アタシはただクスクスと笑ってやるのだった。

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空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» そうなんですよ、まだ彼の“本当に選んだ道”を知らないんですよね彼女は…! ぜひ楽しみにしててください(*´∀`*) (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» 最高の褒め言葉ですありがとうございます…!! うちの子を好きになってもらえて何よりです(*´ー`*) マイペースな更新にはなりますが、応援よろしくお願いします! (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - グッ、、やべえ、この後が楽しみすぎるッ!!きっとだけど、ミラさんはciの本当を知らないと思うけど、あれを知ったらどうなるんだろうか、、、めっちゃ、ゾクゾクしてきた!!!ほんと大好きです!更新無理せず頑張ってください!! (2022年12月28日 21時) (レス) @page47 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
白黒ぐも。(プロフ) - 気持ち悪いくらい読みやすくて素敵な小説……!!そしてミラちゃんが魅力的……!!応援させていただきますッッ(吐血) (2022年12月22日 15時) (レス) @page35 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 瀬羅さん» 今後もうちの子は、どんどんいろんなキャラを堕としていくことでしょう…楽しみにしてください( *¯ ꒳¯*) (2022年12月20日 0時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年12月3日 19時

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