第593話🦇リベンジマッチ ページ21
*ミラ side*
「あら、みんなお揃いで」
突然開け放たれたドアのほうに顔を向けると、シャオロン、ウツ、トントン、ゾムの4人が勢揃いしていた。
「お前か! 新・我々
ビシッと指差しながらツッコんでくるシャオロンに、アタシは悪びれること無くケラケラと笑ってやる。
「いやぁ〜、ピクト先輩のクイズ大会がおもろくってつい?w ま、アタシのことはええんですよ。それより、みんなで押しかけてきてどうしたん?」
それとなく話題をそらしつつ尋ねると、ウツが思い出したように口を開いた。
「ミラちゃん……僕はね、リベンジマッチをしに来たんだよ。ということで、今度こそ容赦しねぇぞピクト!!」
ピクト先輩にビシッと指を向けてそう宣言するウツに、先輩は「ゴホン」と1つ咳払いをして答える。
「なんだ、また君たちか……どうしたのオタクくん、仲間と一緒で気が大きくなっちゃった? 正直ダサイよそういうの」
あ、これまたキャラ作ってるわ。頑張りますなぁこの
「まッ、何人
「……誰が1
ウツのその言葉に、アタシもピクト先輩も「え?」と疑問符を漏らす。
「コイツらは、クイズの出題要員として来てもらっただけや」
ウツが親指で指差す先では、何やら他の3人が準備を進めていて。
「今度の勝負も、僕とピクトの一騎打ちで―――」
「漆黒魔界鍋、具材当て対決〜〜!!」
実況役のシャオロンが、マイク片手にノリノリで取り仕切り始めた。
それを横目に、アタシは解説役のトントンに尋ねる。
「なぁなぁ、漆黒魔界鍋って何なん?」
「あぁ、ミラさんには縁の無いものやったか。まぁ簡単に説明すると、何が入っとるかわからん状態で鍋を食べ進めていくってやつやな。今回は目隠ししてるけど、真っ暗闇の中で食べるパターンもあるで」
「へぇ〜、おもろそうやん!」
ちなみに、食材担当のシェフ役はゾムがするらしい。まぁ、シャオロンがするよりは確実に安全やな。←
そんなことを考えている間に、ウツvsピクト先輩の漆黒魔界鍋具材当て対決は幕を開けた―――。
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空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» そうなんですよ、まだ彼の“本当に選んだ道”を知らないんですよね彼女は…! ぜひ楽しみにしててください(*´∀`*) (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» 最高の褒め言葉ですありがとうございます…!! うちの子を好きになってもらえて何よりです(*´ー`*) マイペースな更新にはなりますが、応援よろしくお願いします! (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - グッ、、やべえ、この後が楽しみすぎるッ!!きっとだけど、ミラさんはciの本当を知らないと思うけど、あれを知ったらどうなるんだろうか、、、めっちゃ、ゾクゾクしてきた!!!ほんと大好きです!更新無理せず頑張ってください!! (2022年12月28日 21時) (レス) @page47 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
白黒ぐも。(プロフ) - 気持ち悪いくらい読みやすくて素敵な小説……!!そしてミラちゃんが魅力的……!!応援させていただきますッッ(吐血) (2022年12月22日 15時) (レス) @page35 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 瀬羅さん» 今後もうちの子は、どんどんいろんなキャラを堕としていくことでしょう…楽しみにしてください( *¯ ꒳¯*) (2022年12月20日 0時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年12月3日 19時