第578話🦇理想の姿 ページ6
*ミラ side*
新学期2日目―――アタシたちD組は、魔生物の授業の真っ最中だった。
「うーわ、復活しとるやん……」
以前――咲かせたばかりの時にゾムが壊してくれたあの白い
「……………」
ホンマ……自分の“運命”を見せつけられとる感じがして、嫌になる。さっさと枯れへんかな、この花___。
スージー先生にはとても聞かせられないようなことを内心で思っていると、不意にアタシの花へ向かって“何か”が迫ってきた。
「えッ」
その“何か”は、アタシの花に激突し……そして、あの白い
「うわーーーッ!!! すまんミラッ!!」
慌ててこちらに駆け寄ってきたのはシャオロンで、それと同時にアタシの花の一部を壊した正体は彼の花であることがわかった。
いや……改めて見ると何やねん、コイツの花。クソかわいい顔してクソ害悪行為しかやらんとこが最高におもろいわwww
今回も、たまたま放った拳がアタシの花に命中したんやろうけど……むしろその行為に、アタシの心は救われた。
まぁ……今アタシに向かって必死に謝り倒しとる
「ホ、ホンマにごめんッ!! 悪気は無かったんや! ただ、ちょっと考え事してる間に花が暴れ散らしてて……」
「ええってええって。やっぱアタシ的にはこっちのほうが好みやし! むしろありがとうな、シャオロン」
ニヒッと笑ってやると、シャオロンは少し安心したように表情を和らげた。
「お、おう…お前がええならええんやけど……」
「それよりシャオさん、アンタの花めっちゃ荒ぶってまっせ?」
「あ゛ッ!?!?」
周りの生徒たちに殴りかかるシャオロン花だったが、スージー先生がその拳を植物で受け止めて事無きを得るのだった。
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空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» そうなんですよ、まだ彼の“本当に選んだ道”を知らないんですよね彼女は…! ぜひ楽しみにしててください(*´∀`*) (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» 最高の褒め言葉ですありがとうございます…!! うちの子を好きになってもらえて何よりです(*´ー`*) マイペースな更新にはなりますが、応援よろしくお願いします! (2022年12月29日 2時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - グッ、、やべえ、この後が楽しみすぎるッ!!きっとだけど、ミラさんはciの本当を知らないと思うけど、あれを知ったらどうなるんだろうか、、、めっちゃ、ゾクゾクしてきた!!!ほんと大好きです!更新無理せず頑張ってください!! (2022年12月28日 21時) (レス) @page47 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
白黒ぐも。(プロフ) - 気持ち悪いくらい読みやすくて素敵な小説……!!そしてミラちゃんが魅力的……!!応援させていただきますッッ(吐血) (2022年12月22日 15時) (レス) @page35 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 瀬羅さん» 今後もうちの子は、どんどんいろんなキャラを堕としていくことでしょう…楽しみにしてください( *¯ ꒳¯*) (2022年12月20日 0時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年12月3日 19時