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第472話🦇努力はこれからも ページ43

*チーノ side*

俺のテスト用紙を完璧に直してくれたブルシェンコ先生は、手にあるテスト用紙から俺へと視線を上げた。

「100点とはやるじゃないか、ガオナァ。うちのズッコケ4人組に、爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだ」

「えッ、いえ、そんな……」

ブルシェンコ先生にテスト用紙を差し出されながら褒められ、なんだか照れくさくなってしまう。

そんな俺の両肩に後ろからポンと手を置き、ミラさんは自信たっぷりに告げる。

「すごいでしょ、アタシの先輩!」

チラリと後ろを見てみると、彼女は誇らしげに満面の笑みを浮かべていて。

「なぜお前が得意げなんだ……;;」

「え〜? だって、大好きな先輩の努力が認められて喜ばん後輩います?」

ニッコリと笑みを深めてそんなことを言ったミラさんに、ブルシェンコ先生は苦笑をこぼした。

「どうやら、相当懐かれているようだな。これからもうちの問題児をよろしく頼む、ガオナァ」

「えッ、あッ、はい!!」

それから俺たちは職員室を後にし、師団(バトラ)室へと向かうことに。

その道中、俺は元通りになった100点のテストを握り締めて彼女のほうを向く。

「あの……いろいろと、ありがとうございました」

「んふっ、気にせんといてくださいな。全部アタシがやりたくてやったことなんで!」

ニッと笑ってそう答えた彼女に、また俺の中の“好き”が増えていく。

……もっと、頑張らないとな。この悪魔(ヒト)の隣に立つのにふさわしいくらい、立派な悪魔にならないと!

「俺、もっと頑張りますから。ちゃんと見ててくださいね」

勝手に決意表明をする俺に、ミラさんは「楽しみにしてます!」と笑顔で返してくれた。

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空文 晴霧(プロフ) - 天村 樹さん» んー、光線ではなく物理で攻撃してますね。すっごい雑に説明すると、鏡そのものを物が切れる程度に強化して操ってるって感じです。…伝わりますかねこれ(説明下手) (7月25日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
天村 樹(プロフ) - すみません。 鏡の刃って光線のようなものですか、 それともガラスが変形しているのでしょうか 説明を読み忘れていたらすいません。 (7月25日 20時) (レス) @page41 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - るい酸性さん» いつもありがとうございます!! 悪周期、いずれ書けたらとは思ってるんですが…ちょっと他の悪魔とは違う感じにできればなぁと考えております。機会があればお披露目したいですね(*´∀`*) (2022年10月14日 6時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
るい酸性(プロフ) - ミラさんの悪周期が気になってしまったこの頃です。。いつも読んでます!! (2022年10月14日 3時) (レス) @page17 id: 825df6404c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年10月5日 21時

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