第434話🦇寒がり令嬢 ページ5
*ミラ side*
トントンの使い魔がデビルポークだと知るやいなや、シチロウ先生はあっという間にその生息地の地図を描いてくれた。
すると、なんと
さらにはシャオロンいわく、昔遠足で行ったことのある観光地だそうで。
気合いの入りまくっていたトントンは拍子抜けしていたものの、すぐさまその場所へ向かうため飛び出していった。
他の3人もそれに続くのを見て、アタシも追いかけることに。
「ありがとうな、シチロウ先生。絶対解決してみせるから！」
「うん、気をつけてね」
シチロウ先生に見送られ、アタシはみんなと共に例の場所へと向かった。
ー＊ー＊ー＊ー
「さッッッッむ……！！！」
5人で目的地に向かって飛び立ったはいいものの……寒さにめっぽう弱いアタシは、ブルブルと震えながらトントンにしがみついていた。
「ミラさん、大丈夫か？ まさか、そんなに寒いの苦手やったとは……」
「もしかして、いっつも上着羽織ってんのって寒がりやったからなん？」
シャオロンからの問いかけに、アタシは震えたままこくりと頷いた。
「よかったらコレ、首に巻いてください。多少はマシになると思うんで」
アタシの隣まで飛んできたショッピ先輩が、自分の首元にあるもこもこを取り外してアタシの首に巻いてくれた。
「あ、ありがとうございます……あったかいですね、コレ」
へらりと笑ってお礼を言うと、ショッピ先輩は「でしょ？」と小さく笑った。
「本音を言うと、どうせしがみつくなら僕にしてくれたらええのにと思ってますけど……まぁ、脂肪が多いトントンさんのほうがあったかいやろうし。そこは我慢しますわ」
「ぶっちゃけますねぇホンマ……;;」
あからさまに嫉妬の目をトントンに向けるショッピ先輩に、アタシは苦笑し、トントンはめんどくさそうに溜め息をつくのだった。
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空文 晴霧(プロフ) - 天村 樹さん» んー、光線ではなく物理で攻撃してますね。すっごい雑に説明すると、鏡そのものを物が切れる程度に強化して操ってるって感じです。…伝わりますかねこれ(説明下手) (7月25日 21時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
天村 樹(プロフ) - すみません。 鏡の刃って光線のようなものですか、 それともガラスが変形しているのでしょうか 説明を読み忘れていたらすいません。 (7月25日 20時) (レス) @page41 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - るい酸性さん» いつもありがとうございます！！ 悪周期、いずれ書けたらとは思ってるんですが…ちょっと他の悪魔とは違う感じにできればなぁと考えております。機会があればお披露目したいですね(*´∀｀*) (2022年10月14日 6時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
るい酸性(プロフ) - ミラさんの悪周期が気になってしまったこの頃です。。いつも読んでます！！ (2022年10月14日 3時) (レス) @page17 id: 825df6404c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年10月5日 21時
