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第475話🦇恋バナ開始! ページ46

*ミラ side*

「みんな、気になる殿方はいたりするのかしら?」

一番ノリノリのエリザベッタちゃんが早速口火を切り、アメリとケロリちゃんは各々(おのおの)赤らんだ顔で「うッ」「えッ」と反応する。

そんな2人をよそに、クララは首を傾げながらエリザベッタちゃんに聞き返した。

「『気になる』?」

「好きな男子のことよ」

エリザベッタちゃんの言葉をそのまま受け取ったのか、クララは何の躊躇(ためら)いも無く答えた。

「ハイ、イルマち!!」

その瞬間、ガッシャァァ!!と大きな音をたてながらアメリがテーブルにスライディングをかました。

「会長さん……?」

「なんッ、なんでもない……!」

絶対なんでもなくないアメリに、アタシはみんなには聞こえないよう耳打ちしてやる。

「もしかしてあんさん、入間くんのこと好きなん? Loveなん??w」

「なッ、はッ、あうッ……!!!」

わーお、図星確定。入間のこと気に入ってるのはわかってたけど、まさかそういう目でも見てたとはなぁ♪

「確かに、悪周期のイルマくんは迫力があって素敵だったわ♡」

「ね〜」とエリザベッタちゃんに同意を求められ、アメリは一層顔を赤らめて過剰な反応を示す。

「わッ、私は別に…なんとも……。まぁ、頼りがいはあった…けど……」

「かっこよかったものね〜、フフフ」

「うんうんッ、悪周期ん時もおもろかったよな入間は!」

みんなで入間の話をし始めると、あからさまにアメリが動揺を見せていた。かわいいなぁw

「会長さんは好きな方いらっしゃるの?」

唐突にエリザベッタちゃんから話を振られ、アメリは「え゛ッ」とビクッと反応した。

「恋愛経験豊富そうだものね。何かコツ(・・)とかあるのかしら?」

エリザベッタちゃんもケロリちゃんも身ぃ乗り出しちゃって……いやぁ、乙女ってええなぁ。

なんて他人(ひと)事のように思いつつ、アタシはまた一口お茶をすすった。

第476話🦇確定済みの選択肢→←第474話🦇レッツ♡‪女子会



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空文 晴霧(プロフ) - 天村 樹さん» んー、光線ではなく物理で攻撃してますね。すっごい雑に説明すると、鏡そのものを物が切れる程度に強化して操ってるって感じです。…伝わりますかねこれ(説明下手) (7月25日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
天村 樹(プロフ) - すみません。 鏡の刃って光線のようなものですか、 それともガラスが変形しているのでしょうか 説明を読み忘れていたらすいません。 (7月25日 20時) (レス) @page41 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - るい酸性さん» いつもありがとうございます!! 悪周期、いずれ書けたらとは思ってるんですが…ちょっと他の悪魔とは違う感じにできればなぁと考えております。機会があればお披露目したいですね(*´∀`*) (2022年10月14日 6時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
るい酸性(プロフ) - ミラさんの悪周期が気になってしまったこの頃です。。いつも読んでます!! (2022年10月14日 3時) (レス) @page17 id: 825df6404c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年10月5日 21時

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