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廉の顔を顎を掴んで横に向けさせ、その唇に噛み付くようにキスをする。
そして、パンツ以外は全て脱がせ終わって。
くるっと廉の身体を反転させて俺の方に向かせて。
正面からきつく抱き締めて、上から順にキスの雨を降らせていく。
その間も俺の手は廉の身体中を撫で回して。
「あっ･･･んんっ･･･ちょ･･･せめてベッド･･･。」
流石にリビングの床では廉が痛いかと思って。
廉の可愛らしい最後の抵抗は聞いてやる事にした。
「あ、ちょっと待って？」
「え？もう待てないよ。」
「ええから、ちょっとだけ。」
廉をお姫様抱っこで抱え上げようとすれば止められて。
何かと思えば、廉はさっき俺に脱がされた服をそっと拾い集めていた。
「廉？」
「このままやと皺になってまうから。折角紫耀がプレゼントしてくれたのに･･･。」
そう言って、俺のプレゼントした服を愛おしそうに抱き締めた。
「わっ、ちょっ、紫耀？」
「もう駄目！我慢出来無い！」
その服毎廉を抱え上げた。
「あの･･･ちゃんとハンガー掛けとかんと･･･。」
「俺が掛けてあげるから。」
心配そうにするから、俺がちゃんとクローゼットに仕舞ってあげよう。
そう言うと、ホッとしたような顔をして。
それがまた可愛くて･･･。
そのままベッドルームに運んで。
ベッドに廉を寝かせて、その手から服を取ってクローゼットにハンガーに掛けて仕舞った。
そして、ベッドの廉の上に覆い被さる。
すると、廉が長い腕を俺の首に纏わせて見つめてきて。
「紫耀･･･ほんまにありがと･･･。」
「ううん。喜んでくれて良かった。廉が嬉しいと俺も嬉しいから。」
「しょお･･･。」
嬉しそうに笑う廉に優しくキスされて。
「大好き･･･。」
君の喜ぶ顔が何よりも嬉しいから。
ＥＮＤ．
今日は七夕ですね。天気はどうでしょうか。織姫と彦星は会えるでしょうか。
廉君のドラマ放送日が近付いてきて、雑誌や番宣で廉君の姿をいっぱい見られるようになって嬉しいです。原作もチラッと読んだけど、ドラマも面白そうだし。何より、あの錚々たる役者さん達に囲まれて、廉君がどんな演技をするのか楽しみで仕方ありません。
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弥勒(プロフ) - ちゃ・むさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います。『Shape of love』は今迄と違う設定で受け入れられるか不安でしたが、気に入って頂けたようでホッとしました。続編も考えていたので書いてみようかと･･･。ただリクエストが溜まっているので気長にお待ち頂ければ幸いです。 (2022年7月28日 0時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ・む(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく短編集全て拝見させて頂いています。Shape of loveの設定・お話が好きなので2人のその後が読みたいです…！お忙しいとは思いますがタイミングがあれば是非検討していただけると嬉しいです！今後も応援しております！ (2022年7月21日 23時) (レス) @page19 id: 951fa2cf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2022年7月3日 0時
