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マジでめちゃくちゃに可愛いんだけど。
俺って天才じゃないだろうか。
こんなに廉に似合う服を見つけるなんて。
「え？あかん？どっか可笑しい？やっぱ似合わへん？」
どう返して良いのか戸惑っていると、廉が不安そうに訊いてくる。
自分で鏡を見てないから似合ってるかどうか分からないんだろう。
「あ、ううん。めちゃくちゃ、物凄く似合ってる。可愛くてどうしようかと思った。」
「ふはっ、何やねんそれ。」
俺の感想に漸くホッとしたように、嬉しそうに笑って。
「なあ、鏡見て来てもええか？俺もどんなんか自分で見たい。」
「ちょっと待って。あ、ねえ、回って見せてよ。後ろとかも見たい。」
部屋を出て行こうとする廉を引き留めて、もっとその姿を見せろと言った。
「え？おん。」
そう言うと、ゆっくりと俺の前で回って見せる廉。
それはドレスを纏ったお姫様が、ワルツでも踊っているようにとても優雅で。
想像してたよりももっと可愛くて。
ああもう、ほんとに似合ってる。
めちゃくちゃ可愛い･･･ほんとにどうしよう･･･。
「紫耀？」
気付いたら回っている廉を後ろから抱き締めていた。
戸惑う廉をギュウと抱き締めて、その体温と匂いを感じて。
「はあっ･･･もう･･･めちゃくちゃ可愛い･･･好きだよ･･･廉･･･大好き･･･。」
「ん･･･紫耀･･･俺も･･･。」
廉が抱き締める俺の腕をそっと掴んで。
「ありがとな？紫耀。服･･･めっちゃ嬉しい･･･。」
そう言って、チュッとほっぺにキスされた。
「廉っ。」
「あっ？」
そんな可愛い事するから俺はもう堪らなくなって、廉の服の裾から手を差し入れた。
「え？ちょ、紫耀？待って？」
「はあっ･･･廉･･･廉･･･。」
興奮して俺の息もどんどん荒くなっていく。
早く廉が欲しくて堪らない。
「んっ･･･しょ･･･はっ･･･あかん･･･。」
俺の大好きな廉の可愛い耳から首筋に唇を押し付け、舌を這わせ。
戸惑う廉をそのままに、次々と服を脱がせていく。
「あっ、ちょ･･･もお･･･折角着たばっかやのに･･･。」
廉は折角着た服を脱がされるのが不服みたい。
そりゃあ俺だって、俺の買った服を着た可愛い廉を見ていたいけど。
でも、それよりももっと、生まれたままの姿の廉が見たくて。
「廉･･･はあっ･･･廉･･･好き･･･好きだよ･･･。」
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弥勒(プロフ) - ちゃ・むさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います。『Shape of love』は今迄と違う設定で受け入れられるか不安でしたが、気に入って頂けたようでホッとしました。続編も考えていたので書いてみようかと･･･。ただリクエストが溜まっているので気長にお待ち頂ければ幸いです。 (2022年7月28日 0時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ・む(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく短編集全て拝見させて頂いています。Shape of loveの設定・お話が好きなので2人のその後が読みたいです…！お忙しいとは思いますがタイミングがあれば是非検討していただけると嬉しいです！今後も応援しております！ (2022年7月21日 23時) (レス) @page19 id: 951fa2cf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2022年7月3日 0時
