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「分ったから、ほら、部屋戻るで？」
「うんっ。」
自分の希望が通った事で機嫌が良くなったのか、その声はちょっと弾んでいて。
良かった、どうやら紫耀も落ち着いたみたいだ。
ほんと、紫耀にとって廉の存在はやっぱり物凄く重要なんだな。
きっと俺達だけじゃ、こんなに早く紫耀の事を浮上させられないだろう。
「ん。」
「ふふっ、はいはい。」
紫耀が手を差し出すからそれを廉が握って、ちゃんと恋人繋ぎにしてからゆっくりと歩き出す二人。
「良かったな、紫耀、落ち着いたみたいで。どうなるかと思った。」
「うん、流石廉だね。俺ではあんなに安心した顔させられないもん。」
岸君と神がこそっとそんな事を話してて。
「廉･･･。」
「あかん。」
二人を見てて、アッと思ったら、紫耀が廉にキスしそうになってて。
それを既の所で廉が紫耀の顔を押さえて止めて。
「良いじゃん別に。」
「馬鹿。誰かに見られたらどうすんねん。」(今居るのホテルの廊下だから)
「ちぇーっ、じゃあ、今日･･･良い？」
そしたら今度はそんな事を言い出して。
「あかんて。明日もライブあんのに。お前は俺を殺す気か。」
「良いじゃん、ちょっとくらい。廉のケチ。」
それでも紫耀は口を尖らせ納得してないみたいで。
「そんなん言うなら、一緒にシャワーもせんからな。」
「ああっ、嘘です、嘘。ごめんなさい。大人しくします。」
廉の冷ややかな視線を浴びて大人しくなった紫耀。
良かった･･･もうすっかりいつもの紫耀に戻ったようだ。
紫耀と廉の二人の間に、甘やかな空気が漂って･･･。
例えば僕が誰かの言葉に酷く傷付けられたとしても、大好きな人が救ってくれるから。
「大丈夫」、そう言ってくれる大好きな人の言葉が。
そんなあなたの魔法の言葉が･･･。
ＥＮＤ．
このインスタライブ、リアタイしてたんですけど、結構
《King&Princeる。》からインスタライブの《THE MUSIC DAY》は最高でした。廉君ビジュ、って言うかKing&Prince全員優勝でした。白い衣装最高。
１ I want to see your happy face（しょうれん）→←４
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弥勒(プロフ) - ちゃ・むさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います。『Shape of love』は今迄と違う設定で受け入れられるか不安でしたが、気に入って頂けたようでホッとしました。続編も考えていたので書いてみようかと･･･。ただリクエストが溜まっているので気長にお待ち頂ければ幸いです。 (2022年7月28日 0時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ・む(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく短編集全て拝見させて頂いています。Shape of loveの設定・お話が好きなので2人のその後が読みたいです…！お忙しいとは思いますがタイミングがあれば是非検討していただけると嬉しいです！今後も応援しております！ (2022年7月21日 23時) (レス) @page19 id: 951fa2cf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2022年7月3日 0時
