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「廉、ほんとに良いの？ほんとに俺の恋人になってくれんの？」
「おん。なる。俺、紫耀の恋人になる。」
「やっー」「「ばんざーい！！」」「「わああっ！」」
紫耀が喜ぶより先に岸君と海人が控室のドアをバーン！と勢いよく開けた。
「びっくりしたあ･･･。」
中に居た二人はめちゃくちゃ吃驚していて。
「おめでとー！二人共！やっとかよー！」
「ほんとだよ、イライラさせやがって。」
「何やねん、お前等、聞いとったんか。」
海人と岸君の言葉に廉は真っ赤な顔をして。
「ふふっ、おめでとう。二人共。」
「ありがと、神。」
紫耀と廉が俺に礼を言って。
「よーし、お前等、グループのルール破って付き合うんだからちゃんと幸せになれよ？じゃないと許さないかんな？」
「岸君･･･ありがと。俺達絶対幸せになる。」
「おん。ありがとな。」
岸君の言葉に紫耀と廉がお礼を言って。
「ねー、今日さ、皆仕事一緒じゃん？終わったらさ、皆でご飯行かない？紫耀と廉のお祝いしにさ。」
「おお、良いねー。勿論割り勘だろ？」
「何言ってんの？お祝いだから紫耀と廉の分は俺達が出すの。店は俺が予約するからさ。良いよね？二人共。」
「うん。ありがと、神。」
「楽しみやな、皆で飯行くのん久し振りやし。」
本当に嬉しそうな紫耀と廉。
そんな二人を見ているだけでこっち迄幸せな気持ちになる。
「おーい、もう出るぞー？」
「はーい、今行きまーす。」
車の準備が出来てマネージャーさんが呼びに来た。
「廉？」
「え？あ、うん。」
紫耀の声に恥ずかしそうに返事をする廉の手は、差し出された手にぎゅっと握られて。
仲良さそうに、嬉しそうに、幸せそうに俺達の前を歩いて行く二人。
俺はそんな二人の背中を見つめていた。
長い片想いを叶えて漸く恋人になれた二人。
そんな二人がずっと穏やかで幸せでいられるよう、俺達は見守っていこう。
ずっと二人が一緒に居られるように･･･。
ＥＮＤ．
こんな時間に御免なさい。ギリ間に合った？ちょっと長くなってキツキツだけど。
King&Princeデビュー4周年おめでとう！もう4年かあ。やっぱりあっという間だね。今年はドームツアーもあって更に飛躍の年でした。今日はSNSで色んな事やるみたいだし楽しみだ。Twitterだけ仕事でリアタイ出来ないかも。そしてまた重大発表あったりして･･･？
移行します！
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作者名：弥勒
| 作成日時：2022年4月20日 0時
