６ ページ25
「廉、俺にはお前だけだから。」
「え？」
「俺にはお前だけ。俺は廉だけが好きだから。他の誰でもない。廉だけだから。これからもずっと。俺が好きなのはこれからもずっと廉一人だけ。」
「紫耀･･･。」
何でこいつは･･･俺の考えてる事が分かるんやろう。
何で俺が欲しい言葉が分かるんやろう。
「俺も･･･紫耀だけやで･･･紫耀が･･･好きや･･･。」
「廉･･･。」
そしたら紫耀の手が俺の手を握って、紫耀の熱の籠った瞳に見つめられて。
「部屋･･･行って良い？」
「･･･おん。」
元からそのつもりやったくせに。
そのつもりで俺の事を迎えに来たくせに。
そして二人で車を降りて駐車場からエレベーターに乗って。
なあ、俺の事危ないから送るって言うけどさ、ほんまはお前が一番危ない奴なんやないの？
「送り狼か･･･。」
「え？何？」
エレベーターの中でポツリと呟いた俺の言葉に紫耀が反応して。
きっとこの後の事を色々考えて、俺の言う事を聞いてんかったんやろう。
「おおん、何でも無い。」
「？そう？」
不思議そうな顔する紫耀にふっと笑って。
そしたら紫耀にぐっと腰を引き寄せられた。
ああ･･･今日も俺はめちゃめちゃに食べられちゃうんだろうな。
この飢えたこの狼に。
でもまあ、良いか。
それも俺が愛されてるからって事で･･･。
ＥＮＤ．
何か廉君と食事に行ったジャニーズの先輩達が皆、廉君の事「危ないから家まで送ってく」って言ってたから。橋本(良亮)君とか玉森君とか。
【Let’s Dance!】Lovin’ you -平野紫耀ver.-の《じぐれん》キスシーンに世間が大いに沸いとりますね。何回リピッた事か。あんなん見せられたらもう堪りません。そしてそれを目撃する紫耀君、一瞬固まって二度見したよね？笑ってたけど。廉君は全然平気そうだったけど、神君はめっちゃ照れてたもん。笑い堪えてたし。しかも廉君の方からリードしてたし。あれ多分廉君が女子役よね？めっちゃスマートにキス持ってくやんって。プライベートもあんなんかなって想像しちゃうよね？何か最近《じぐれん》案件多いな。
そして《真夜中乙女戦争》の円盤発売！絶対に買わなくちゃ！何処で予約しよう･･･。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：弥勒
| 作成日時：2022年4月20日 0時
