Home Sweet Home ３５ (ページ21)

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それか、後はマネージャーさんとか呼んで車で来て貰って、それでやっぱり俺を一番に家まで送ってくれんの。

そんで皆ちゃんと俺が部屋に入るまで見届けてくれてさ。

部屋に着いたら連絡しろって言われるし。

俺、女子とか子供や無いんやけど･･･。

何で皆が俺の事をそないに危ない危ない言うんかがよお分からんくて。

俺は一応お酒飲んで酔っぱらっても記憶無くした事も無いし。(まだそこまで飲んだ事が無いからかな)

限界まで飲んだりせえへんし。(吐いたり寝たりして先輩等に迷惑掛けたらあかんから)

皆も俺にそこまで飲めなんて無理強いせんし。

昔は先輩が後輩に無理矢理飲ませるのは当たり前やったみたいやけど、今はそう言うのパワハラって言われてまうからかな。(急性アルコール中毒とかで倒れたらあかんし)

酔っても足腰しっかりしててちゃんと歩けるし、分別はちゃんとある方やと思うし。

せやから、俺は大丈夫やのに･･･。

そして今日もジャニーズの先輩二人と俳優の先輩一人と四人で食事に来てんやけど。(勿論全員男やで？)

いつものように御馳走して貰って、ある程度皆お腹も膨れてお酒も回って。

A「あ、もう良い時間だな。そろそろお開きにするか。」
(※以下表記ジャニーズ先輩A＝A、ジャニーズ先輩B＝B、先輩俳優C＝C)

「え？まだええやないですか。」

先輩の一人がそんな事を言うから寂しなってもうて。

だってまだ全然話し足りない。

めっちゃ盛り上がって楽しかったのに。

先輩等の為になる話なんかをもっと聞きたいのに。

B「駄目だ。今日はもうお終い。続きはまた今度な？また誘ってやるから。」

「えー？残念･･･折角楽しかったのにぃ･･･絶対また誘って下さいよ？絶対っスよ？」

A「分かった分かった。ほら、もう出るぞ？」

先輩が相手だからか、ちょっと甘えたようになってしまう俺。

そんな俺の事を先輩等はちゃんと受け止めてくれるから楽なんよね。

昔からずっと可愛がって貰っとる先輩やから、そないに気も遣わんでええし。

これやからまだ後輩と食事とかしんどいって思ってまうんよ。(まだ後輩気質が抜けんの)

そして皆で店を出て帰ろうとする。

「ほんま、今日は御馳走様でした。めっちゃ楽しかったです。有難う御座いました。」

C「廉君、送ってくよ。危ないからさ。今タクシー捕まえるからちょっと待ってな？」