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少しだけ触れて離れると、廉は黙ったままで。
拒否も拒絶もしなかった。
それどころか、その瞳の色は益々濃くなるよう。
俺は堪らなくなってもう一度その唇を塞いだ。
すると廉がそっと目を閉じて。
俺の唇を優しく押し返してくる。
付いては離れ、離れては付いて。
角度を変えて何度かそれを繰り返して。
触れる度に二人の唇の熱が上がっていくようだ。
それに、触れる唇の柔らかさも増しているようで。
ただ唇を触れ合わせるだけの行為を何度も繰り返した。
そして暫くして唇を離す。
そうすれば二人の息も少し上がっていた。
握っていた手も熱くなって。
見つめ合う瞳に熱が籠ったまま。
「廉･･･。」
「紫耀･･･。」
お互いの名前を呼び合う声にも熱が感じられて。
カチャリと俺がシートベルトを外すと、何方からともなく手を伸ばし抱き締め合った。
二人の間に隙間も無い位きつく抱き締め合う。
するとお互いに伝わる熱さと鼓動の速さ。
暫くそれを確かめるように、そのまま抱き合っていた。
「廉･･･俺･･･。」
「紫耀･･･。」
我慢出来ずに想いを伝えようと口を開けば声で遮られ、俺の背中に回された手に力が籠る。
そして耳元に唇が寄せられ、熱い息で囁かれた。
「部屋･･･来て･･･？」
ああ･･･君に触れた唇が熱い･･･。
ＥＮＤ．
誘い受けみたいな廉君。廉君は計算して相手から告白するような流れに持っていきそう。若しくは相手の気持ちを確信してから告白するタイプみたいな。
廉君のワルイージが激マブ過ぎて鼻血吹いて死ぬかと思った。いつの間にCM決まったんだろう。兎に角目出度い。King&Princeのワチャワチャ具合が可愛過ぎて堪らんかった。
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弥勒(プロフ) - みみさん» 弥勒の作品を読んでいただき有難う御座います。リクエスト作品UPしましたのでご覧下さい。『Home Sweet Home ３６』『Illness of love』です。ご要望いただいた内容になっているか不安ですが、読んでいただければ幸いです。宜しくお願いいたします。 (2022年6月2日 1時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 全然いつになっても大丈夫です！はい！ありがとうございます！ (2021年10月23日 0時) (レス) id: d44d69cc3a (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - みみさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います！応援有難う御座います！励みになります！関ジュ時代の紫耀廉ですね？只今リクエストが込み合っておりますので、気長にお待ち頂けたら幸いです。(^^;) (2021年10月22日 20時) (レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
みみ - こんにちは、すごく素敵なお話、楽しく読ませてもらっています！もしよければ、関ジュ時代の紫耀廉のお話何か書いていただきたいです…!全然気が向いたらでいいので！これからも更新応援しています^^ (2021年10月18日 23時) (レス) id: d44d69cc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年10月7日 0時
