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「ええ加減にせえや！俺のケツが壊れてまうわ！ガバガバになってまうって！ウンコ垂れ流しになってまうやろ！」って。
まあ、そんなお下品な事をいつだったか廉が紫耀に向かって叫んでた事もあったよな。
「あ、そうか！だったらもっとヤんなきゃ！廉の中キツ過ぎるから数増やせば少し弛くなるかも！」
「なるかアホ！俺を殺す気か！お前がデカ過ぎるんや！小さあせえや！」
「ええ〜？それは無理かもぉ･･･。」
更に数を増やそうとする紫耀に廉が本気で怒ってたからな。
持久力もあって体力もあって
男としては羨ましい限りだけど。
それを受け入れる側としては堪ったもんじゃないんだろう。
ましてや廉は男だし。
元々女の人みたいに受け入れられるような身体の作りじゃないんだから。
ほんと、よく今まで倒れないでいられたわ。
楽屋とか移動の車の中ではぐったりしてるけど。
一応その辺は紫耀も考えてるのか、翌日の仕事がハードだったりする時は控えているらしいけど。
それもほんとなんだか？
俺から見たら、廉はいつも気怠げだから。(アンニュイって言うの？)
でも本番ではしゃっきりとアイドルの姿をする廉は、流石プロだよな。
紫耀も廉の事が好きで大事にしたいっていつも言ってるくらいなんだから、もっと廉の身体を労わってやれば良いのに。
紫耀は人前ではそうでも無いみたいだけど、二人っきりの時はめちゃめちゃに廉を甘やかしているらしいから。
でも廉を前にすると、無気なしの理性も全部吹っ飛んじまうらしい。
すぐにその身体に触れてしまいたくなるんだって。
あの紫耀の理性を吹っ飛ばす廉の魅力も凄いんだけど。
まあ、俺にとっては玄樹の方が魅力的だから。
でも今のままじゃほんとに廉が気の毒だ。
紫耀に負けないくらい廉にも体力があれば良いんだろうけど。
それに廉は体力トレーニングとか好きじゃない方だし。
持久力付けろって言っても頑なに筋トレとか拒むから。
余計な筋肉が付いて身体がでかくなって、色んな服が着熟せなくなるのが嫌なんだってさ。
流石
俺も舞台の為に筋トレしてたら衣装が着れなくて困った事があるからね。
紫耀は勝手に筋肉付き過ぎて衣装の手直しするなんて事はしょっちゅうだから。
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年2月13日 0時
