１ Lazy morning（勇太･しょうれん） ページ41
勇太side.
「お前なあ、ほんと、程々にしてやれよ？廉の奴、腰押さえながら悶絶打ってたぞ？これから歌収録あるのにどうすんだよ。」
歌番組収録の為に集まっている楽屋で、廉が腰を抑えながら辛そうにうんうん唸ってて。
ああ、昨夜は随分とお楽しみだったのね？
だけど辛そうにするその廉の様子ががあまりにも可哀相で、ちょっと注意してやろうと思ったんだ。
楽屋の隅に廉をそんな目に遭わせた奴を呼び出して。
「えー？だって、仕方ないじゃん。廉可愛いんだもん。止まんなくなっちゃうんだよ。」
そんな事を言うのは廉の腰を使い物にならなくした張本人。
その廉のお相手は同じメンバーのこいつ。
廉の恋人の平野紫耀だ。
「それにしたって、廉のあの華奢な細腰だぞ？お前の特大バズーカ砲何発も食らったら、そりゃあ壊れるに決まってんだろ？」
一度見た事があるんだけど。
いや、偶々だよ？偶々。
紫耀の
通常時はそれは驚く程じゃないんだけど。(俺はそう思ってる)
MAX時の紫耀のそれはもう、正に凶器そのもの。
いやだから、見たのはほんと、偶々ね？
いつだったかのライブ終わりに、メンバー全員で一緒に風呂に入って。
そこで紫耀のが所謂《疲れマラ》の状態でギンギンになっちゃってて。(ライブ終わったばっかでアドレナリンでも出てたのかな？)
そのあまりのデカさに、メンバー全員でそれを凝視して固まってたんだよね。
特に廉は顔が引き攣ってたから。
ああ、これは仕方ないなって。
道理で廉が紫耀と夜を共に過ごした次の日は、身も心も気怠げにぐったりしてる筈だな、と。
「やー、それが今の悩みでさあ。廉とのセ ックスには何の不満も無いんだよ？廉超愛いし。廉の身体ってめちゃくちゃ気持ち良過ぎるくらい気持ち良いんだから。ただ回数がなあ･･･俺としてはもっと廉とシたいんだけど。廉の方が先に体力尽きて数熟せないのがなあ。気付いたら廉、俺の
それって･･･廉、気絶してんじゃね？
数熟すって、一晩にどんだけヤ るつもりなの？
数って言うか、前にちょっとだけ廉が愚痴ってた事がある。
「紫耀は持久力も凄くて、俺の体力がよう付いていかれん」って。
それはもうしんどそうにぐったりしてたから。
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年2月13日 0時
