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「ハアッ･･･ハアッ･･･ほんと可愛いね･･･堪んない･･･。」
そいつが人で密集する中器用にもう片方の手を前に回してきて、今度は俺の胸に触ってきた。
胸と前に手を這わされ、尻にはそいつの塊が押し付けられ。
俺はもう気持ち悪いやら怖いやら恥ずかしいやら･･･ほんま泣きそうになっとった。
早く･･･早く着いて！
キキキーッ･･･プシューッ･･･。
やっと電車が駅に着いて、ドアが開くと同時に俺はそこから飛び出した。
「はぁっ･･･はぁっ･･･う･･･。」
漸くあいつの手から解放されたと思ったら、途端に身体が震え出した。
上手く立ってられんくて、人波に流されないようにホームの端によろよろと移動して壁に寄り掛かった。
「あ、れーん！」
俺を呼ぶ声が聞こえる。
声のする方を見れば沢山の人並みの中から俺に向かって手を振る姿。
「紫耀･･･。」
そうやった。
今日は事務所に一緒に行こうって言うて駅で合流する約束してたんやった。
何もこんな人が多いとこで待ち合わせせんでもって俺は言うたのに。
でも、駅の何番ホームって決めてそこで待ち合わせようって紫耀が言うて。
沢山の人並みを掻き分けて紫耀が俺に近付いて来る。
「え？廉？どうした？」
俺の様子を見て何か感じたらしい。
「う･･･紫耀･･･俺･･･。」
言うてもええんかな？痴漢に遭ったなんて･･･。
男の癖にって馬鹿にされるやろうか。
「あ･･･。」
顔を上げれば、紫耀の肩越しにさっきのあいつが･･･。
「え？」
俺の視線を辿って後ろを見る紫耀。
「廉、お前何があった？･･･何かされた？」
「う･･･。」
あいつがにんまり嗤って、そしてそこから去って行こうとする。
「待て！」
するといきなり紫耀がそいつの腕を掴んで。
「あんた、廉に何をした？」
「へ？何だよお前。」
人混みがその様子を取り巻いて見てる。
「紫耀？ちょっと･･･。」
「廉、お前こいつに何された？」
紫耀の声がめちゃめちゃ怒ってる。
「廉？」
これ･･･言わなあかんやつやな。
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弥勒(プロフ) - Dさん» わざわざ調べて頂いてお手数おかけして申し訳御座いませんでした。体調までお気遣い頂き有難う御座います。引き続き無理せず更新していく予定ですのでよろしくお願いいたします。 (2020年12月9日 0時) (
レス) id: e908e2e26e (このIDを非表示/違反報告)
D(プロフ) - 弥勒さん» 返信ありがとうございます！なるほど文字化け！！調べても分からなかったのはそういう事だったんですねー(^^;謎が解けてスッキリしました！体調が優れない等コメントされていましたが無理せずご自愛下さい。ありがとうございました！ (2020年12月6日 6時) (レス) id: e5d1a10ace (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - Dさん» 弥勒の拙い作品をいつも読んで頂き有難う御座います。文字化けしていたようで申し訳ありませんでした。「日中 二人」と全部漢字で続けて書くと文字化けするようで。(-_-;)訂正いたしましたのでこれからも引き続きお付き合い頂ければ幸いです。 (2020年12月4日 23時) (レス) id: e908e2e26e (このIDを非表示/違反報告)
D(プロフ) - いつも更新が待ちきれなくて何度もこのシリーズを読み返しさせて頂いてます！所で作品の文の中で「日叩�鷽諭廚箸△辰燭里任垢�この事は何と読みどうい意味なのか分からなくて調べたのですが結局分かりませでした。出来たら教えて頂けると嬉しいです！ (2020年12月4日 16時) (レス) id: e5d1a10ace (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» 有難う御座います！こっちのコメント気付かず返事が遅くなって申し訳御座いません。山Ｐファンにとっては許せん人物ですよね。(-_-;) (2020年11月20日 0時) (レス) id: e908e2e26e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年10月27日 0時
