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「あっ。」
「え？」
思わず手を止めてしまった。
だって･･･。
「何･･･今の可愛い声？」
「う･･･お前が変な風に触るからやろっ。」
どうやら廉の弱い所に触れてしまったらしい。
その脇腹の辺りにまた手を触れる。
「ここ？」
「あっ？･･･やっ･･･。」
そこに触れる度にビクッと跳ねて、小さな悲鳴を上げるような廉の様子に自分の身体が熱くなっていく。
「廉･･･ここは？」
「やあっ、あかんっ･･･やめろやっ･･･。」
小さく身を捩りながら逃げようとする身体を押さえ付けて。
背中から腰、腰から尻に向かって手を進めて。
「んっ･･･やっ･･･。」
大殿筋から中殿筋、小殿筋と何度か撫でるのを繰り返す。
その手に意思をもって。
何か、痴漢でもしてるみたいな気分･･･嫌がる廉の身体をこんな風に触るなんて。
「も･･･紫耀！」
身体を捩って伸ばされた廉の手が俺の腕を掴んだ。
「やめろやもう！そんなふざけんなら俺に触んな！」
そう声を荒げた廉の顔は酷く辛そうに歪められて。
「廉･･･？」
ただの冗談だと配われるだけだと思ってたのに。
でも、廉のその態度に俺の中で冗談では済ませられなくなってしまった。
「ふざけないなら･･･廉に触っても良いの？」
「は？」
さっきの言葉･･･だってその意味は･･･。
気付いたら廉に覆い被さりその小さな背中毎抱き締めていた。
「え？紫耀？」
俺の行動にただただ戸惑っているような廉の声。
「ふざけないで･･･マジにだったら･･･廉の身体、触らせてくれんの？」
「は？何･･･言うとんの？」
廉の声音に戸惑いが感じられた。
「俺･･･マジだから･･･廉の事･･･。」
「え？は？マジ？･･･え？」
俺の言う事がよく分からないらしい。
いつもは俺の言う事なんて全部言葉にしなくても伝わるのに。
幾ら何でも言葉が足りなさ過ぎたのだろうか。
「だから、俺は廉の事･･･マジで考えてるって･･･。」
「マジでって･･･え？どういう事？」
抱き締める腕の中で廉が俺の顔を見ようと少し身体を捩る。
やっぱり伝わってくれない。
ああもう、俺の思ってる事がこのくっ付いてる身体を通して直接伝わらないかな。
たった一言だけなのに･･･その一言が全然言えなくて。
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弥勒(プロフ) - Dさん» わざわざ調べて頂いてお手数おかけして申し訳御座いませんでした。体調までお気遣い頂き有難う御座います。引き続き無理せず更新していく予定ですのでよろしくお願いいたします。 (2020年12月9日 0時) (
レス) id: e908e2e26e (このIDを非表示/違反報告)
D(プロフ) - 弥勒さん» 返信ありがとうございます！なるほど文字化け！！調べても分からなかったのはそういう事だったんですねー(^^;謎が解けてスッキリしました！体調が優れない等コメントされていましたが無理せずご自愛下さい。ありがとうございました！ (2020年12月6日 6時) (レス) id: e5d1a10ace (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - Dさん» 弥勒の拙い作品をいつも読んで頂き有難う御座います。文字化けしていたようで申し訳ありませんでした。「日中 二人」と全部漢字で続けて書くと文字化けするようで。(-_-;)訂正いたしましたのでこれからも引き続きお付き合い頂ければ幸いです。 (2020年12月4日 23時) (レス) id: e908e2e26e (このIDを非表示/違反報告)
D(プロフ) - いつも更新が待ちきれなくて何度もこのシリーズを読み返しさせて頂いてます！所で作品の文の中で「日叩�鷽諭廚箸△辰燭里任垢�この事は何と読みどうい意味なのか分からなくて調べたのですが結局分かりませでした。出来たら教えて頂けると嬉しいです！ (2020年12月4日 16時) (レス) id: e5d1a10ace (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» 有難う御座います！こっちのコメント気付かず返事が遅くなって申し訳御座いません。山Ｐファンにとっては許せん人物ですよね。(-_-;) (2020年11月20日 0時) (レス) id: e908e2e26e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年10月27日 0時
