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「だって廉、俺の事好きだろ？キス･･･してくれたじゃん。あの時･･･。」
「は？何言うてんの？キスって･･･。」
え？あの時？
え？起きとったん？
顔が熱くなっていくのが分かる。
「あっ、あんなん･･･ただのおやすみのチューや。挨拶やっ。それだけやっ。」
「だって言ったじゃん！ずっと傍に居るって！ずっと守るって！」
「それは･･･メンバーとして･･･。」
あかん･･･外堀が埋められてく･･･出口が無くなってまう･･･。
あかんやろ･･･寝た振りなんかして全部聞いとるやなんて。
「違うだろ？あれって愛の告白だろ？プロポーズだろ？」
「はあ？何言うてんの？何でそうなんのよ。」
ほんま、こいつの頭ん中はどうなってんやろうか。
何でそんな風に考え付くかがよう分からん。
飛躍し過ぎやろ。
考え方とかしっかりした所があるかと思えば、こんな頓珍漢な事を言い出したり。
そのギャップが有り過ぎて、長年一緒におる俺でさえついていけん事がある。
「兎に角、廉は俺の事が好きなんだから。俺の告白断る理由なんて無いの。」
「だから何でそんな･･･ああもう、話にならん。」
自信満々に言う紫耀に腹が立つ。
話をさっさと終わらせたくて俺はベッドから出た。
「何処行くの？」
「ソファで寝るから、お前は此処で寝ろ。」
このまま一緒になんて寝てられん。
抱き締められて、好きなんて言われて。
一緒におれる訳が無い。
こんな事は間違っとる。
そう思うのに、気持ちに逆らってその手を掴んでしまいたくなるから。
「待てよ。」
「あっ。」
腕を掴まれ引っ張られ、紫耀の腕の中に逆戻り。
正面から逞しい紫耀の身体に抱き締められる。
「逃げんなよ。話は終わってない。」
「離せやっ。」
「嫌だ。絶対離さない。」
あかん。
完全に捕まってもうた。
身を捩ってみても馬鹿力の紫耀を押し退ける事も出来んくて。
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李 - 弥勒さん» はいっ！！ (2020年10月1日 13時) (
レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» 『ベストジーニスト』もあるし、『国宝級イケメン』も１番になって国民的イケメンに廉君がなる事を祈りましょう。!(^^)! (2020年10月1日 1時) (レス) id: 5f9a248b81 (このIDを非表示/違反報告)
李 - 廉に投票してきました〜！ (2020年9月30日 12時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - 弥勒さん» そうですね！笑 (2020年9月25日 10時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» きっと『メンバー内恋愛禁止』を守ってるんでしょう。二人とも真面目だから。(^^; (2020年9月25日 0時) (レス) id: 5f9a248b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年9月22日 0時
