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「ちょっと、岸君。廉は俺のだから。」
「おおっ、何だよ紫耀。別に廉の事取ったりしねぇからっ。っていうか、俺のって･･･？」
急に優太にマウント取り出す紫耀も可愛いなんて。
「ふふ、心配せんでも俺は紫耀のやから。行ってくるわ。」
「え？廉？･･･ああっ、もう大好き！」
悶える紫耀の手をもう一度ぎゅっと握って。
「全く、お熱い事で。見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうじゃん。」
「何だ、ラブラブじゃん。
「え？何？何が？らぶら？え？」
背中で他のメンバーの声を聞きながら撮影に向かった。
撮影中にふと見れば、紫耀が嬉しそうに俺の事見つめていて。
リングの光る右手を振って。
「あー！廉君すっごいイイ笑顔！もうサイコー！」
カメラマンさんにも褒められてもうた。
何て幸せなんやろう･･･。
この幸せを諦めようとしていたなんて。
俺はほんま阿保やったなぁ。
そんな俺の事を、紫耀はずっと諦めんと･･･。
多分これから俺達二人、お互いに苦しい事や辛い事が幾つもあるやろう。
でもきっと、紫耀となら乗り越えていけるって。
だって、紫耀が守ってくれる。
俺も、紫耀を守ってやる。
そして二人でもっと、もっと幸せになるんや。
ずっと傍で･･･ずっと君を･･･。
僕がずっと君を守るから･･･。
ＥＮＤ．
『Home Sweet Home １４』『I'll save you.１』の続きでした。
前回は廉君が守る側の気持ちで、今回は紫耀君の守る側という気持ちが書きたくなって。実は続きを裏にするかどうか迷っていたんですが、結局裏にはせず完結させました。(また気が変わって続きを裏で書くかもしれませんが･･･。)
やっぱり同性同士のカップルが抱える共通のテーマって《結婚》と《子供》だと思うんです。法律とか制度という契約の為の用紙が邪魔をして、《家族》っていう形を作るのに色んな障害があるけれど、当事者達の強い想いがあれば、どんな問題も乗り越えていけるのかなぁって。それを《しょうれん》で見た時に、廉君は結構常識的な問題とかを冷静に考えてそうで。そんな事を全部分かった上で、どんな障害も乗り越えて行けるようなバイタリティがあるのが紫耀君なのかなぁって。
１ I won't tell anyone.（しょうれん）→←１４
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李 - 弥勒さん» はいっ！！ (2020年10月1日 13時) (
レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» 『ベストジーニスト』もあるし、『国宝級イケメン』も１番になって国民的イケメンに廉君がなる事を祈りましょう。!(^^)! (2020年10月1日 1時) (レス) id: 5f9a248b81 (このIDを非表示/違反報告)
李 - 廉に投票してきました〜！ (2020年9月30日 12時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - 弥勒さん» そうですね！笑 (2020年9月25日 10時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» きっと『メンバー内恋愛禁止』を守ってるんでしょう。二人とも真面目だから。(^^; (2020年9月25日 0時) (レス) id: 5f9a248b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年9月22日 0時
