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せやから、総じて言えば、めちゃめちゃ幸せな誕生日でした、って事で。
そんな事を一通り玄樹に話して。
『何だ。ちゃんと紫耀に愛されてんじゃん。廉ってば。』
玄樹が少し笑って言った。
「そら、愛されて無いとは思わんけど･･･。」
『何？何か不満でもあんの？』
不満･･･と言う訳じゃない。
ただ、時々無性に不安になる事があるだけ。
「何かな、このままでええんかなって、そう思ってまう事があって･･･。」
『どういう事？』
漠然と感じてしまう不安。
それをどうやって表現したらええんやろう。
「今な、幸せなんよ、俺。うん。めっちゃ幸せなの。」
そう、あいつのお陰で俺は幸せなんや。
「せやけど、もしこの幸せが壊れてもうたらって･･･。」
『廉･･･。』
いつかこの幸せな時間が無くなってしまうんやないかって。
「幸せ過ぎて怖いって･･･こういう事なんかなって。」
『何だよ、惚気じゃんか。』
惚気･･･とるつもり無いんやけど。
「だって、怖いんやもん。あいつを失うような事があるかもしれんって･･･。」
いつか、あいつが俺から離れて行く事があるかもしれんって。
『あのねぇ、廉。それ、紫耀に話した？』
「え？話す訳無いやん。そんなん。」
そんな事、不安が現実になってまいそうで話すなんて出来ん。
『ちゃんと話してみて？その不安は、紫耀にしか解決出来ないんだから。』
「解決？」
あいつが解決してくれる？
俺が感じとる不安を？
『ちゃんと話せば、廉の不安を解決する答えをちゃんと紫耀がくれるから。そしたら、怖がってるのが馬鹿だったって思えるから。』
「玄樹･･･。」
何か、俺よりも俺の事を分かってるみたいやなんて。
『ちゃんと伝えなきゃいけない事は伝えないと。お互いの考えの小さなズレが、後で大きな綻びになっちゃうんだよ？だからちゃんとお互いに話してズレを修正しなくちゃ。それが小さい内にね。』
「大きな綻び･･･か･･･そうやな･･･。」
勝手に想像して、勝手に不安になって、自分で自分の首を絞めてるんやな。
『大体、好きな人と一緒に居るのに、他の事考える余裕なんて無いでしょ？まあ、俺の場合･･･色んな事考える余裕無くなり過ぎちゃったんだけど･･･。』
ちょっと寂しそうな玄樹の声。
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弥勒(プロフ) - 李さん» しょうれんをお互いの配偶者にするならWikipediaのアカウント作って自ら編集するしかないですね。(-_-;) (2020年8月31日 0時) (
レス) id: faa0f107f4 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - こぐまさん» 有難う御座います！紫耀君はいたって通常運転です！飲み会はするみたいだけど、あんまり廉君が酔ったって話は聞かないから、もし酔っても普通に喋ってそうな感じがするんですよね。いつか廉君が酔ったらどうなるかって話を紫耀君がしてくれるのを待ってます。 (2020年8月31日 0時) (レス) id: faa0f107f4 (このIDを非表示/違反報告)
李 - 弥勒さん» よし！Wikipediaに書いてもらえるように頼みに行ってきま〜す！←出来るか〜！by廉 もし、紫耀の配偶者が廉、廉の配偶者が紫耀になってたら、死ぬほど喜ぶだろーなー！(遠目 (2020年8月30日 11時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
こぐま(プロフ) - しょうくんシラフってのがポイントですよね。最高です (2020年8月29日 23時) (レス) id: 0a8e78817c (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» ですよねー。見た時びっくりですよ。紫耀君と廉君のとこにもそれぞれの配偶者って書かれないかなって期待しちゃぃしたよ。 (2020年8月28日 3時) (レス) id: 028fc707f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年8月19日 0時
