２ ページ47
でもね、それを廉がしっかり汲み取って的確に皆に伝えてくれるんだ。
何であれで分かるんだろうって、毎回不思議で仕方がないんだよね。
他にも二人が通じ合ってるなって思う事があって。
だって可笑しいんだよ？
事前に打ち合わせした訳でも無いのに、しょっちゅう動きや言葉がシンクロしちゃうんだから、あの二人。
この前も生放送で歌番組出た時のイントロの部分でね、紫耀と廉が全く同じ動きしてんの。
飛行機ブーンみたいな？
思わず笑っちゃったよね、二度見しちゃったもん。
岸君もそれ見てたみたいで笑ってたし。
何より、紫耀と廉の二人共自分で笑っちゃってたから。
「あ、一緒だった」みたいな感じでさ。
もう、ほんと
あんまり可愛くて面白かったから、俺自分のブログにも書いちゃったもん。
でね？
歌番組の生放送が終わって楽屋戻ったら、紫耀が廉にべったりでさぁ･･･。
「廉？ほんとに辛くない？ほんとに大丈夫？」
「大丈夫やって。ちょっとよろけただけやろ？もー。」
廉が《koi-wazurai》の最後でちょっとよろけちゃったの。
それを見た紫耀がめちゃくちゃ心配してて。
此処の所、主演映画の宣伝でめちゃくちゃ忙しい廉。
自粛明けで急に忙しくなったから、身体が付いていけてないんじゃないかって。
ちょっと過保護過ぎるような気もするけど、それだけ廉の事が大切なんだろうね。
「心配だから、今日送っていくよ。」
「ええよ、別に。一人で帰れるから。」
あーあ、ああなったら紫耀はもう止まらないから。
「駄目。俺ちょっとマネージャーと話あるから終わるまで待ってて？」
「えー？もー、面倒臭いなぁ･･･早よしてや？」
そう言って廉は帰ろうと立ち上がっていた身体をソファに戻した。
「あれ？廉まだ帰らないの？珍しい。」
いつもなら一番に帰ってしまう廉が、まだ楽屋に残っていた事に驚いた神が言う。
「･･･紫耀が待ってろって言うから･･･。」
ちょっと不機嫌そうな顔をして。
「そうなんだ。ふふっ、じゃあ俺先帰るね？お疲れ様ー。」
「お疲れー。」
そう言うと廉はスマホを取り出して。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 725人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
弥勒(プロフ) - 有難う御座います！あの後廉君は紫耀君に朝方まで寝かせてもらえず腰が壊れるほどたっぷり可愛がってもらいました。久しぶりだったからだいぶ濃厚な感じで・・・。 (2020年7月21日 23時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
Shinjirolove(プロフ) - Between sighsの廉くんがどう乱れるのか、、、物凄く気になります\(//∇//)\やはり弥勒さんの作品は最高です(*^^*)次も楽しみにしています！ (2020年7月21日 6時) (レス) id: 13f4b26d7b (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - kinpriさん» 有難う御座います！少しでも勉強の足しになっていれば幸いです。英語は得意ではないのですが、いつもタイトル付けに悩まされ、日本語だと意味が限定的になってしまいそうな時、少し曖昧にしたいなと思って英語にしてる事が多いみたいです。 (2020年7月18日 9時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
kinpri - 勝手に英語の勉強させて貰ってます(笑) (2020年7月18日 5時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：弥勒
| 作成日時：2020年7月14日 0時
