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「しゃあないやん。それがどうしたんよ？」
「えー？廉は寂しくなかったの？紫耀に会えなくて。」
「別に･･･しゃあないやん･･･。」
そうや･･･そんなん言うてもどうにもならんかったもん･･･。
電話では時々話しとったけど、会うのは無理やったんやから･･･。
「何か･･･欲しくなったりしなかったの？」
「欲しく？何が？」
は？何の話や？海人も時々意味の分からん事を言うんや。
「欲しくならなかった？紫耀の事･･･。」
「･･･何やねん･･･欲しいって･･･。」
分からんのやから、濁さんとはっきり言うてくれたらええのに。
「だーかーらー。こう、疼いたりしなかったの？身体がさあ･･･。」
真っ赤な顔して海人が言った。
「は？」
ああ、そういう意味か。
っていうか、赤くなるくらい恥ずかしいならそんな事を言わんとけばええのに。
「なるか、そんなもん。」
嘘･･･ほんとはちょっと我慢しとった。
ちょっと寂しくなってもうて、自分で自分を慰めてもうたんよね。
でも、そんなんしたら余計に寂しくなっただけやった。
会えんくて･･･寂しくて･･･気付いたら溜息ばっかり吐いとって･･･。
考えんようにしようと思う程考えてもうてた。
ずっと･･･紫耀の事･･･。
雑誌の中の紫耀の身体を指でなぞってみた。
「えー、もう。素直じゃないんだから。あんまりツンデレが過ぎると紫耀に嫌われちゃうよ？ねえ？紫耀。」
「それが廉の可愛いとこだもん。」
え？
声のする方を向けば、そこには紫耀が。
いつの間に来とったんやろう。
「おはよ。廉。」
「あ･･･おはよ。」
声を掛けられて紫耀に挨拶を返す。
「何見てんの？」
紫耀がテーブルの上を覗き込む。
「これ！紫耀のヌード！」
その雑誌を海人が手に取って、紫耀の目の前に広げて見せた。
何がヌードや、別に脱ぐのなんていつもと変わらんやろう。
「ああ、これか･･･。」
紫耀だって何にも気にしてないような返事。
「何か、前よりも増して筋肉付いてない？これなんか凄いもん。」
そう言って写真を指差した。
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弥勒(プロフ) - 有難う御座います！あの後廉君は紫耀君に朝方まで寝かせてもらえず腰が壊れるほどたっぷり可愛がってもらいました。久しぶりだったからだいぶ濃厚な感じで・・・。 (2020年7月21日 23時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
Shinjirolove(プロフ) - Between sighsの廉くんがどう乱れるのか、、、物凄く気になります\(//∇//)\やはり弥勒さんの作品は最高です(*^^*)次も楽しみにしています！ (2020年7月21日 6時) (レス) id: 13f4b26d7b (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - kinpriさん» 有難う御座います！少しでも勉強の足しになっていれば幸いです。英語は得意ではないのですが、いつもタイトル付けに悩まされ、日本語だと意味が限定的になってしまいそうな時、少し曖昧にしたいなと思って英語にしてる事が多いみたいです。 (2020年7月18日 9時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
kinpri - 勝手に英語の勉強させて貰ってます(笑) (2020年7月18日 5時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年7月14日 0時
