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「シャワー先に浴びて？着替え出しとくから。」
リビングに紫耀を通せば、荷物を置いて、シャワーを先に浴びに行かせる。
「分かった。」
そう言って、紫耀はバスルームに入って行った。
「はあっ･･･びっくりした･･･。」
思わず漏れてしまう溜息。
あんないきなり抱き締めるなんて･･･。
だって･･･まだ慣れてないんやもん･･･。
恋人になった紫耀と、二人きりなんて･･･。
今までどうしていたの分からなくなるくらい、何を話してええのかも分からないくらい、戸惑う事ばかりで。
それより何より･･･。
この後の事を考えて、めっちゃ緊張してしまう。
ああ･･･でも･･･どうしよう･･･。
明日の仕事･･･めっちゃハードなんよね。
紫耀とセ ックスすると、まだ慣れてないからか、めっちゃ身体がしんどくなるんよ。
シてる最中は気持ちええし、夢中になってて分からんけど。
終わった途端に、腰とかの痛みやらと、物凄い疲労が･･･。(だって、デカいんやもん、紫耀の･･･)
せやから、紫耀もそんな俺の身体を気遣ってくれて。
セ ックスする時は、大体いつも、オフや仕事が楽な日の前日やったんやけど。
明日はオフでも何でも無いのに、こんな風に、紫耀が誘ってくるやなんて。
何でやろ･･･？
･･･溜まってる、とか？
「はぁ･･･どうしよ･･･。」
紫耀と肌を触れ合わせるのは心地良くて、誘われるのは嬉しいんやけど。
やっぱり翌日の仕事を考えてまうのは、職業病なんかな。
「お先ーっ。」
暫くすると、バスルームから紫耀が、俺の用意した着替えのTシャツと、スウェットパンツを着て出て来た。
もう出てきたのかと思えば、時間は結構経っていたみたいで。
時計を見れば、深夜も間近で。
考え事してたら、時間はあっという間に過ぎとったみたい。
「あ、俺も行ってくるわ。」
そう言って、慌ただしくバスルームに入る。
それでも、やっぱりスるんやろうなって思って、普段よりも念入りに身体を洗ってしまった。
紫耀の事を考えるだけで、身体の芯から熱くなってしまう。
「はあっ･･･もう･･･どうしよ･･･。」
今日何度目かの溜息を吐いた。
シャワーを浴び終えてバスルームを出ると、紫耀はソファで、スマホで動画を観ていたらしく、笑い声が聞こえていた。
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弥勒(プロフ) - るんさん» 有難う御座います！一番好きだなんて光栄です！毎話なるべくリアルに近付けるよう心掛けているので、今後も伝わって共感してもらえるよう頑張ります！ (2020年7月13日 9時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく拝見させて頂いています。ほぼ毎日のように更新してくださって嬉しいです。ありがとうございます。今まで読んだしょうれんの作品の中で一番好きです。この2人ならなるであろうシチュが共感しかありません！これからも応援しています。 (2020年7月12日 3時) (レス) id: 8203db09b3 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - #Loveさん» 有難う御座います！独り言まで読んで頂いて感激です！作中のエピソードは全部ではありませんが実際の事を盛り込んで、なるべく話をリアルにしようと心掛けているので、伝わってくれていれば嬉しいです。 (2020年7月9日 0時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
#Love(プロフ) - はじめまして。こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いてます。お話の更新もいつも早いので毎日通知を見るのが楽しみになってます。今回もそうですが最後に作者様の一言に共感しています。撮影エピソードとか。書いてる背景なんかも伝わってきて嬉しいです！ (2020年7月8日 7時) (レス) id: 6a06178345 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 楼茉（ろま）さん» 有難う御座います！どれだけエロいキスシーンが書けるか日々研究中です。キス１つでどれだけ感情を伝えられるかがこだわりポイントなんですが、なかなか思うようなのは書けずに苦しんどります。(-_-;) (2020年7月5日 2時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年7月3日 1時
